眼の話(星を見るのに役立つ) -その1-

1. 始めに

スタパオーナーはペンションを始める前のサラリーマン時代、長いこと照明に
関する仕事をしていました。

事務所や工場、家庭などでどうしたら快適な照明になるのかを研究していると、
どうしても人間の目の働きについて深い理解がないと間違いを起こしかねない
ことが分かってきます。

そして、星を見るときにも私たちの目の特性を良く知っているととても役に
立つことが多くあります。

私自身が目の専門家というわけではないのですが、長い間の照明の仕事と
趣味の「星見」で得た目に関するお話を少し詳しく解説してみたいと思います。

「今さら?」と思われる方もあるかも知れないのですが、星を見るときに
眼の性質やしくみを知っているか、知らないかで見えかたが全然違ってきます。

また、望遠鏡をのぞいて星を見るときでも、それを知って訓練すると
今まで見えなかったものまで見えるようになります。

スタパの観察会でいろいろな天体をお見せしているときに、私には見えている
けれど、お客様には見えないということがよくおこります。

これは星を見るときのちょっとしたコツを身につけているかいないかだけの
違いですので、ぜひこの先の記事をお読み頂き「星を見る眼」を鍛えて頂ければ
と思います。

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