台風一過で梅雨が明けそうな雰囲気が少しするのですが、まだ早い
ですかねぇ・・・
今日はまずまずのお天気でした。
さて、今夜は満月。
雲が多かったのですが雲間に時々明るいお盆のような満月が見えて
いました。
月は地球の周りを公転するのに円からわずかにゆがんだ楕円軌道を
回っています。
このため一番地球に近いとき(近地点)と、遠いとき(遠地点)では
約14%ほど距離が変わります。
最近では近地点付近で満月になる日の月を特別大きく見えるから
「スーパームーン」と呼ぶことが多くなっています。
今公転周期の近地点通過は明日13日の17時26分で、満月は今日
12日の20時25分でしたので約21時間ほどずれていますが、
「ほぼ」スーパームーンと呼んでも良いかと思います。
今年の本当のスーパームーンは来月(8月11日)に起こります。
8/11の3:09に満月になりますが、最接近は2:43とほど重なりますので、
まさしくスーパームーンと呼ぶにふさわしいです。
ところで14%の大きさの違いというのは大したことないと思われ
がちなのですが、実際に並べると意外に違うのに驚かされます。
直近で遠地点での満月は1月15日だったのですが、この日と今日の
写真を同縮尺で並べると下のようになります。
視直径は今日が33.6’、1月15日が29.8’で約13%ほどの違いです。
面積では30%近く違ってくるので見た目はかなり違う気がしますね。
今夜の月は実際に肉眼で見てもずいぶん大きな気がしました。
来月のスーパームーンも楽しみです。
(今夜との大きさの違いは1%以下ですがね)
NASAの見解で昨晩は満月と近地点通過の時刻が24時間以内なのでスーパームーンということらしいです。
確かに細かく調べると8/11との視直径の違いは0.5%以下なのでそう言っても良いかも知れないのですが、あんまり安売りはしたくないないなぁ~、ということで私的には「ほぼ」を付けたのでした。