ナノ・トラッカーを使ってみる -その2-

今日はおかみのたっての希望でまたもや千葉の某テーマパークへ

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今日は天候が心配だったのですが、ほとんど雨に降られずに済みました。

さて今日も昨日に続きナノ・トラッカーの話です。

ナノ・トラッカーを入手したもう一つの理由して下のような使い方を
想定していました。

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超お手軽天体観測セットです。

写真用三脚に昨日紹介したボーグのアングルプレートを介して
ナノ・トラッカーを取り付け、そこにケンコー製NewKDS経緯台を
介してSHARPSTAR50ED(いつも月を撮影している望遠鏡です)を
載せています。

ナノ・トラッカーの推奨搭載重量を超えるので自己責任の使い方
ですし、かなりトップヘビーなので風の強い日にはグラついて
あまり使いたくない状況になりそうです。

でもSHARPSTAR50EDは接眼部が焦点調整に力がいらないマイクロ
フォーカス式なのでピント合わせにグラついて困ることはあり
ませんし、ナノ・トラッカーで自動追尾になるので、観測中は
望遠鏡に触れることがないので、通常の観望程度ならグラつきは
それほど問題になりません。

長秒露光の天体写真はさすがに無理ですが、太陽や月くらいなら
十分撮ることができます。

ちなみに一昨日(1/25)にこのブログでアップした月の写真はまさに
このセットにバローレンズを介してE-M10で撮影したものです。

これまで口径50mmの望遠鏡で撮影した月の中でも特別良く撮れている
写真なので、ブレないように注意深くシャッターを切れば問題ない
です。

ブレないようにシャッターを切るのにお奨めなのがこちら

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スマホアプリを使ってWi-Fi接続でシャッターを切る方法です。

ケーブルリモコンを使う方法もありますが、ケーブルさえもブレの
原因になることがありますので・・・。
(E-M10は無線リモコンの純正アクセサリーが使えないのでこの方法が
お奨めになります。)

このセット、とにかくコンパクトにまとまられるので、小さな
トランクケースに(三脚とカメラ以外は)収まってしまいます。

150124nano4

お気軽などこでも望遠鏡として活躍してもらおうと思います

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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