今日はペンション連合会の役員として富士山へ行ってきました。
世界遺産となった富士山の歴史・文化・信仰を紹介するための施設として「富士山世界遺産センター」がリニューアルオープンされました。
この施設、以前から富士山の自然を紹介する施設として山梨県が運営していたのですが、世界遺産に登録されるにあたり、日本における文化(芸術・文学など)と信仰の対象としての部分も重視されたため、その部分をより深く紹介するため新館がつい先日オープンされたのです。
スマホさえあれば様々な言語の人が楽しく富士山を知ることができるように工夫されていて、ハイテク感満載の施設になっています。
じっくり見て回れば2~3時間ぐらい楽しめそうです。
実は富士山の資料館としてはもう一つ、富士吉田市が運営する「ふじさんミュージアム」があります。
展示の内容としてはかなり被る部分もあるのですが、こちらは地元の強みで地元の文化遺産の展示が充実しています。
圧巻は富士山のプロジェクションマッピング映像による様々な解説。
白い地形模型に富士山周辺の四季や噴火時の溶岩の流れの様子などが映し出され、臨場感満点です。
世界遺産センターほどのハイテク感はないですが、展示には十分趣向が凝らされていて楽しかったです。
すぐ近くにレーダードーム館もあって、この手の資料館をまわるだけでも一日がかりで勉強ができそうです。
せっかく富士山のふもとまで行ったので5合目まで上がってみました。
5合目まで行くと背の高い植物がほとんどなくなるので、山頂付近まで見上げることができます。
あいにくの天候で下界方向は全く見えませんでした。
売店のレストランのカレーの看板が印象的でした。
さすが世界遺産、日本人よりも外国人のほうが圧倒的に多くて、八ヶ岳との観光地としての違いが感じられました。
さて富士山といえば「吉田うどん」(というわけでもないか・・・・)
讃岐うどんとは違った感じのコシの強い麺で、私は好きでした。
駆け足での観光視察でしたが、いつか時間がある時にじっくり見て回りたいと思いました。