FUJINON双眼鏡用の夜露防止ヒーターの製作

今日は梅雨の中休み、気持ちのよい青空が広がりました。

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今日の屋内作業は、FUJINON双眼鏡用の夜露防止ヒーターの製作です。

FUJINONは基本的に屋外に放置して使用するので結露対策を充分にしておかないと、夜露の多い日にはすぐに使い物にならなくなってしまいます。

長時間快適に使って頂くために必須のアイテムと言えます。

原理的には外気温より機材(=レンズ)の温度が低くならなければ良いのでヒーターで暖めてあげれば良いのです。

市販で販売されているのですがビックリするほど高価なので自作することにしました。

カーシート用のヒーター(送料込みで1800円くらいでした)を使います。(スイッチやソケットなどの部品まで考えると材料を一から集めるより安いのです。)

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バラして中のヒーター線を取り出します。

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適切な長さと幅のクッションテープにはがしたヒーター線を貼り付けてゆきます。

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その上からPPテープを貼り付けヒータ線がはがれないようにします。

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また両端にはベルクロテープを貼り付け、固定が出来るようにします。

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まだヒーター線が余っているので細いベルクロテープに貼り付けます。

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ベルクロの雄雌でサンドイッチにします。

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まだヒーターが余っているのですが、後は実際に取り付けてから考えることにします。

で、実際に取り付けたのがこちら、

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対物側はこんな感じ、

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接眼部はこんな感じ

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これに12Vの電源を繋ぐと「Lo」でもかなり熱くなるので、LED用の調光器を入れて温度調整が出来るようにします。

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12Vはバッテリーから取ることも可能ですが、通常はACアダプターを使用します。

「Hi」だと4Aくらい流れそうなので、余裕を見て定格6Aのアダプターを用意しました。

最近はLED用にこのようなACアダプターや調光器(DC用電圧調整器)がわりと安価に入手できるのでありがたいです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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