今日は昨日ハチに刺された腫れがなかなか引かないので朝一で病院へ。
まあ特にどうということもなく、ほっておいても数日で直ると言われつつ、お薬をもらってきました。(全治数日といったところでしょうか・・・)
天気の方は、相変わらずというか、トリプル台風のせいというか、かなり荒れ模様です。
私の手ぐらいに見事に腫れ(晴れ)上がってほしいものです。
さて「双眼鏡シリーズ」再開です。
9.双眼鏡で楽しむ星巡り
9-1. さそり座付近(の続き)
ABK004 さそり座 散開星団 M6 & M7 分類:メシエ天体
さそり座には双眼鏡でお奨めの散開星団が二つあります。
さそり座の尻尾のすぐ左上にある散開星団M7(左下)とM6です。
この2つの散開星団は肉眼でも見えるほど大きな双眼鏡向けの星団です。
(条件が良ければ写真より、もっときれいに見えます。)
低倍率の望遠鏡で見ても見事ですが、ふたつ同時に見られるのは双眼鏡ならではの楽しみです。
双眼鏡ではM7の方が大きくて見応えがありますが、距離の違いによるものでM7が800光年、M6が1900光年と知ると、宇宙の奥行きが感じられて面白いです。
ABK005 さそり座 π星円弧星列 分類:星列
本シリーズでは初めてのオリジナルな星列(アステリズム)の紹介です。
さそり座アンタレスのすぐ右側、サソリのツメがイメージされるあたりに・・
かなり特徴的な星群があります。(上の写真の右側の円のあたり)
π星の東西(左右)にもたくさんの星がありまとめて星群にしたいところですが、双眼鏡の視野からはみ出してしまうので泣く泣く却下です。
でもこの星群、こんなふうにつなぐと・・・
5~7等星の星で半円以上のきれいな円弧が出来上がります。
こんなにたくさんの星でできた深い円弧はかなり珍しいと思います。
「さそり座π星 円弧星列」と呼びます。
スタパオーナー様
ハチに刺されたのこと、とても心配致しました。
どうぞお大事にして下さい。
星見を始めて日が浅いのですが、こんなに毎日曇っているものでしょうか?
毎日ちっとも晴れなくて、夏の星空が終わっちゃうじゃないか・・・と思います。
ペルセウス座流星群の日は、初めて野辺山で見る予定を立てて頑張りましたが、
朝方、ほんの少しの時間雲が切れて、やっと2個でした。
一瞬きれいな星空でしたが、あっという間に曇ってしまって、星空を楽しむ間もありませんでした。
寝転んで見ていたのですが、驚いたのは夜露です。
暗くて周りがよく見えないのですが、霧でしょうか。
全身がすごく湿気た感じになっていて、びっくりしました。
星空のカメラマンさん達は、あんなに綺麗な写真をたくさん撮ってるけど、春夏秋冬、さぞかし色々ご苦労があるでしょうと思いました。
今回初めて夜中行動しましたが、慣れない時間帯で大変でした。
夏休みだから可能でしたが、やはり一般人は夜12時頃までに、星見を終了して寝たいです。甘くてすみません…。
すっきりとした星空が、自宅のベランダで見られるといいな、と毎日思っています。
スタパオーナー様と一緒に、双眼鏡の星巡りを楽しみたいですね。
角田さま
いつもありがとうございます。
またハチ刺されにつきましてご心配を頂きありがとうございます。
もうすっかり良くなってきました。
笑い話のつもりでブログに載せていますのでどうぞご心配なく。
さて野辺山でのPer群観測、お疲れ様でした。
去年今年と特別に天候の悪い夏が続いています。
まあもっとも八ヶ岳周辺の夏はもともと晴天率はあまり高くないのが実情です。
結露には一年中悩まされますが、ちょっとした風向きや、湿度により全然着かない日もあるので困ったものです。
一晩中星見をするときは、夜露が着きにくいタープやテントがあれば良いですね。
もちろんスタパのような星を見る宿ですと、お部屋から天候を見ながら晴れたら外で観測ということも可能ですし、
身体が冷え切った明け方に、暖かいお風呂に浸かってからお休み頂くことも可能です。
おっと・・・、スタパの宣伝になってしまいましたが、修行のような星見を好むなら決してお奨めはしませんので・・・(笑)