星空観察会のかたち

今日は雲の多い天気。

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日毎に秋が深まり、庭のコスモスもそろそろ見納めが近くなっています。

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夜の天候が心配でしたが、19時過ぎには雲があるもののすっかり晴れて、天の川がバッチリ見えるコンディションになりました。

さてスタパの星空観察会は晴れていれば宿泊のゲストを対象に毎日、21時から開催することになっています。

はじめに今見えている星や星座たちを簡単に説明してから、天文ドームに入って頂き40cm望遠鏡で旬の天体を(最低でも7種類程度)ご覧頂いています。

もちろん個々の天体について、それがどんなものなのかを解説しながらご覧頂きます。

時間としては1時間程度を目安としています。

これはゲストの興味の度合いや、集中力のレベル(特にお子さんの)などから、経験的に皆さんに満足して頂ける時間だと思っています。

これより短いと「なんだこれでお終い?」という雰囲気になりますし、あまり長いと「エ~ッまだ見るの~」とか「疲れた~」という声が聞こえてきます。

もちろん、いつでも「途中退場は自由に」というルールですが、ゲストによっては途中では抜けにくいと感じる方もあると思いますので・・・。

まあ基本は上記の通りなのですが、実はゲストのレベルやその日の空や私自身のコンディションによってもかなり流動的です。

天文系サークルによる団体貸切や、星好きリピーターさんが貸切状態の(他にゲストが無い)ような場合で、コンディションの良いときには2~3時間の観察会になることもあります。

でもって今日がまさにそれ、星大好きリーピターT様ご夫妻。

40cm望遠鏡の他に40×150と8×42の双眼鏡を駆使して、25種類ほどの天体や星列をご覧頂きました。

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途中、雲に邪魔された30分程度の雑談休憩も含め約2時間半のとても楽しい観察会でした。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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星空観察会のかたち への2件のフィードバック

  1. 佳子 のコメント:

    先日は、とても、とても、充実した星空観察会でした。
    同じ星でも望遠鏡や双眼鏡の種類によって、見え方が全然違って見えるのが物凄く楽しく面白かったです。

    星雲の青いリングや星の散りばめられた星団、星ぼしのスマイルやダイヤのネックレスなどなど、ずっと眺めていたい感じです。
    特にアンドロメダ星雲は、40cm鏡で見ては、星雲の中に吸い込まれて行ってしまいそうな気になります。クジラ双眼鏡での天の川クルーズでも、宇宙の中に自分が漂っているような感じがしてしまいました。
    (後で知ったのですが、クジラ双眼鏡は正式名称では無いのだそうですね。)

    星空の中に居る事が、なかなかお終いにする事が出来ずにいる事を空が知ってか、緞帳のように幕がおりるがごとくに雲が広がり、やっとあきらめがついたような感じです。
    楽しい観察会をありがとうございました。

    スタパから帰ると、突然に主人がHINODEの双眼鏡が欲しいと言い出したのですが、さて、いったい何があったのでしょうか・・・・・

    追伸
    今年の夏も、お譲り頂いたルドベキアの花が黄色く庭を飾っておりました。宇宙の木も元気に太くなっております。

  2. スタパオーナー のコメント:

    佳子サマ

    この度もご利用頂きありがとうございます。
    他のゲストがない貸切状態で、好条件の星空。
    双眼鏡の活用を絡めた新しい観察会の模索中である私自身が
    とても楽しく観察会をさせて頂きました。
    美しい星々、きれいな並びの星たち、宇宙の奥行きを感じさせる星雲・・・・
    何度見ても見飽きることがありませんね。

    今回のような観察会は佳子サマご夫妻なればこそのプログラムだったと思います。
    (普通のゲストにアレをやったら怒られてしまうと思います(^^;)

    次回も好天に恵まれることを祈念しつつ、ご来館をお待ちしております。

    PS.
    スタパのルドベキアと宇宙の木が元気でいる由、嬉しいですね!

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