組立天体望遠鏡の応用

昨晩はとても良い天気でこの季節にしてはとても温かく、星見には最高の夜でした。

一夜明けて今日は急激に気温が下がり、とても寒い一日でした。
(この寒さが正しい気候なのかも知れませんが・・・・)

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高原大橋の眺めは落葉がかなり進んでいるのがわかると思います。

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急速に冬に向かっている感じです。

さてスタパでは以前から「組立天体望遠鏡」を販売しています。

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2千円以下でとにかく安い割には良く見えると評判の組み立てキットです。

時期によっては「望遠鏡教室」を開催しゲストに作ってもらっています。

望遠鏡とはどんなものなのかを知る上ではとても良い教材だと思います。

誰でもが簡単に作れて、簡単に使えるというコンセプトの製品ですので、拡張性に乏しく、倍率を変更したり、天頂ミラーを付けたりといったことができないので、実際に様々な天体を見てみようとしたときに、少し使いづらい面もあります。

というわけで天頂ミラーを追加して接眼レンズの交換ができるように改造してみましたので紹介します。

まずは天頂ミラーをそのまま追加しようとすると、ミラーで折り曲げる分光路が外に出ますので、その分鏡筒を切り詰めなくてはいけません。

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ここでは約88mm鏡筒を切り詰めています。(切り詰める長さは組合わせる天頂ミラーや接眼レンズにより変わるので予め普通の望遠鏡に取り付けて測定しておきます。)

鏡筒を切り詰めてしまうと迷光防止の遮光絞りがなくなってしまい、鏡筒内が光ってコントラストが悪くなるので、黒い植毛紙を貼り付けました。(かなりいい加減な貼り方ですが、見え味は劇的に変わります。)

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対物レンズを定位置に置き、接眼部には31.7mm用の接眼アダプターを取り付けます。

 

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接眼アダプターがキッチリはまるようにフェルトを貼って調整しています。(後々接着剤で固定する予定です。)

今回は原則として無限遠のみを見る前提で、焦点調整は接眼レンズの抜き差しで行う範囲としまし、接眼アダプターは固定してしまいます。

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天頂ミラーの抜き差しでも多少の焦点調整ができます。

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純正の外装シールを貼り完成です。

これで汎用性が大幅にアップして楽しく使える望遠鏡に変身しました。
(うまく改造できるか、ちゃんと見えるかはあくまでも自己責任です。念のため)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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組立天体望遠鏡の応用 への1件のフィードバック

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