スカイメモSで遊ぶ

今日はドンヨリ曇り空。

でも夜にはまた晴れるという嬉しいパターンです。

さて先日購入したケンコーの「スカイメモS」。

実戦投入し始めていますが、いろいろ使い倒すために少し部品を追加しています。

上の写真は最もベーシックな使い方で、基本のセットに自由雲台だけを追加してカメラを載せています。

でもご覧の通りカメラを北側に向けると極軸の傾き以上の上方にカメラを向けることができません。

ビクセンポラリエやナノトラッカーなどこの手の写真用簡易赤道儀の構造的欠点で、時々困ることがあります。

これを解消するための部品がこれ。

ボーグで販売しているアングルプレート35です。

これをスカイメモSと組合わせると、

このようにかなり上のほうまで写すことが可能になります。

広角レンズによる星景写真はこのセットで決まりです。

さてスカイメモSには基本セットとは別売のシステムアップパーツがあります。

・微動雲台(三脚固定用)
・微動台座&アリガタプレート(カメラ2台or望遠鏡)
・バランスウエイト
・専用三脚

基本セットと合わせてこれらの部品を全部購入すると8~9万円くらいとかなりの金額になります。

全部揃えれば小望遠鏡用の赤道儀架台としても充分に使えるようになるので、とても汎用性が高いです。

今回は「微動台座&アリガタプレート」だけを購入して、あとは手持ちの部品を使って遊ぶことにしました。

動台座&アリガタプレートにジャンクボックスを漁ってバランスウエイトを取り付けて見ました。

これを手持ちのカメラ三脚、微動つき経緯台(ミザールK型経緯台)と組合わせて望遠レンズ付きのカメラを載せてみました。

バランスが良いので基本セットで使用するより安心感があります。

もちろん小型の望遠鏡を載せても使い勝手が良いです。

微動台座で赤緯方向の微動が手動で行えますし、赤経方向は本体に12倍速の電動微動がついているので困ることは無いです。

当面のお出かけ用望遠鏡はこのセットになると思います。

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