春と冬の分かれ目

今日は春分の日。

3連休最終日とあって、高原大橋には意外にたくさんの車が行き交います。

春の遅いスタパ周辺でも暖かな日が多くなり、手袋や帽子がなくても外を歩くのが辛くない日もあります。

周辺の畑も施肥や耕しが本格的に始まっています。

春分の日というのは昼間と夜の長さが同じということになっていますが、厳密には太陽の縁が地平線から出る瞬間を日の出といい、逆に日没は太陽の縁が地平線に沈む瞬間です。

このため春分の日は日の出と日没で太陽の直径の移動時間分昼間の時間が長いです。

当然ですが日の出前、日没後のしばらくは薄明があって星が見えるわけではないです。

春分の日を過ぎると、夜の始まりがだいぶ遅くなった気がしますし、油断するとすぐに薄明が始まる(朝になってしまう)ことが多くなり、ノンビリ星を見ることのできる時間が少なくなります。

冬のように外に出るのに気合いを入れなくても良くなる反面、効率よく作業を進めなければいけなくなるので、忙しい星見になることが多くなりますね。

22時を過ぎると東から南の空には春の星座達がすっかり顔を揃え、春の大曲線が銀河鉄道の発射台のように見えています。

さて今年はこの曲線の下端に当たるスピカ(おとめ座)のすぐ上に木星がいてとても良く目立ちます。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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