今日も曇り・・・
スタパ前の畑ではキャベツの出荷が始まりました。
夜は急に涼しくなってきました。
そろそろこの悪天候のパターンが変わりそうな気がするのですが・・・
さて今日もゼロから始める「星空観察」の続きです。
第1章 星は「いつ」・「どこで」見るの?(続き)
1-3. 星を見るのに「月明かり」は予想外に邪魔なのです
ゼロ初心者の多くは、郊外へ行けば、山へ行けば、無条件で星が良く見えると信じて疑わない方が多いです。
でも郊外や山では「月明かり」というのは予想以上に明るく、暗い星を見るのを邪魔します。
満月の日にスタパに来ても天の川は絶対に見えませんし、少しでも空が霞んだら都会で見る星空と変わりないレベル(2等星が見えるかどうか)になってしまいます。
天の川の中でも明るい部分(夏の天の川)が何とか見えるのは、せいぜい半月までです。
本当に星がきれいに見える暗い環境の場所では、月齢3~4のわりと細めの月でも沈むまでは星の見え方に影響します。
せっかくお休みを取って星空観察に出かけたら満月で全然星が見えなかったらガッカリですよね。
星を見る日の月齢、月の出入りの時刻など事前に調べてから出かけましょう。
最近では「月齢、月の出入りの時刻」を表示してくれるネットサイトもあります。
<http://koyomi.vis.ne.jp/moonage.htm>
スマホアプリでも任意の日の「月齢、月の出入りの時刻」を教えてくれるものが簡単に入手できます。
さて満天の星を見るのにお勧めの月齢は、新月前後3~4日です。
この範囲であればほとんど月明かりの邪魔をされることがなく星空を楽しむことができます。
またそれを過ぎて半月くらいでも、上弦(満月前1週間)までなら深夜過ぎには月が沈みますし、下弦(満月後1週間)以降なら深夜0時まで月が昇ってきませんので、きれいな星空を楽しむことができます。
時間は限られますが星を楽しむ時間帯と、月を楽しむ二つの時間帯あると前向きに考えて見るのも良いですね。
(続く)