今日も曇り空・・・・
富士山が見えるくらい空気はクリアなのですがねぇ・・・
さて今夜も「ゼロ星」シリーズを続けます。
第3章 星空観察の作法
3-4. 星空観察の持ち物(続き)
3-4-3.星空観察を快適にする
そのほか星空観察をするうえであると良い物、安心な物などを紹介しておきます。
1)寝袋
寝袋があるといざというときかなり防寒に役立ちますし、クッション代わりの敷物やマクラとしても役立ちます。
望遠鏡を運ぶときには、寝袋でくるんで積み込むという使い方もあります。
スペースに余裕があれば、ぜひ積んで行きたいアイテムです。
人型のタイプだと寝袋に入ったまま歩いたりカメラを操作したりもできるので便利です。
2)暖かい飲み物とお菓子
星見の合間に暖かい飲み物があると、ホッと一息着くことができて嬉しいです。
私は眠気覚ましも兼ねてホットコーヒーを用意することが多いですが、好みによってホットワイン、ココア、紅茶など用意すると良いです。
冷えた手を温めながら飲むのも良いです。
また夜遅くまで起きているので、お腹が空いてしまうことが多いです。
簡単につまめるお菓子が少しあるとお腹が落ち着きます。
3)虫よけけグッズ
スタパくらいの高地になると蚊はかなり少ないのですが、星を見る地域によって夏は各種の虫よけグッズを用意しておいたほうが良いです。
薄暮時にはブヨに刺されることもあります。
肌をできるだけ露出しない服装にしておくのも良いです。
4)カイロ
星空観察をしていると夏以外は思わぬ寒さに見舞われることがあります。
手や足を温めたりするのに使い捨てのカイロや電池式のハンドウォーマーが有ると少し助かることが多いです。
ただ使い捨てタイプのカイロは充分に保温をしてあげないとあまり効果が無いです。
外に置いた状態や、外気がスカスカのポケットなどではあまり暖かくなりません。
衣服などに密着させて、くるむようにして使うと温かです。
冬の寒い時期は特に足下から寒さが上がってくるので靴用カイロは重宝します。
5)その他
星見のスタイルは人それぞれ、千差万別です。
ご自分のお気に入りの音楽を聴きながらでも良いでしょうし、ラジオを聞きながらというのもありです。(音量は最小で、ヘッドホンがベターですね。)
小さな双眼鏡や単眼鏡があると「あれは何かな?」と思える対象をしっかり確認するのに役立ちますし、肉眼とはまた違った世界を楽しむことができます。(望遠鏡や双眼鏡については別章で解説します。)
星空の下、楽しい時間が過ごせるような、そして万が一お天気に恵まれなくて「晴れ間待ち」の間にもヒマを持てあまさなくても済むような準備をしておくと良いでしょう。