今日は朝から雨模様の一日。
東京では15日連続雨だそうです。
スタパはそこまでひどくないですが似たようなものですね。
さてこんな天気でもめげずに今夜も「ゼロ星」シリーズです。
第3章 星空観察の作法
3-4. 星空観察の持ち物(続き)
3-4-4. 星空観察にスマホを活用しよう
3-4-1でも少し解説したのですが最近ではスマホを持っていると星空観察をするのも何かと便利なことが多いです。
星空観察の三種の神器(星座早見盤、方位磁石、赤セロハンでくるんだハンドライト)はスマホがあればアプリで対応可能ですし、いろいろ便利なアプリがたくさんあるので、好みに応じて使うと良いでしょう。
ここでは私がスマホにインストールしているアプリを紹介しておきます。
(私のスマホはAndroidですが、iOSでも同等アプリは容易に入手できると思います。)
1)スマートステラ(星座早見)(有料アプリです)
スマホ用プラネタリウム(or星座早見)アプリには様々なものがあり、無料でも充分に使えるアプリも多いです。(GoogleSkyなども使いやすいですが・・・。)
ただ、アメリカ製のアプリだと星座の星を結ぶ線が日本の一般的な結び方と異なることがあって違和感を覚えます。
このアプリは有料ですが、国産なので違和感なく使用することができます。
その日に見えやすい彗星(ほうき星)の位置を示してくれるのも便利です。(ほとんどの場合、綺麗な星空で双眼鏡がないと見えな無いレベルですが・・・)
この手のアプリ全般に言えるのですが、スマホを空にかざすとその向こうに見えているであろう星空を表示してくれて、惑星の位置を示してくれるのも便利ですね。
無料アプリでも(前述の星座線の問題を除けば)充分に使えますので「プラネタリウム」「星座早見」などの検索語でお気に入りのアプリを見つけてみて下さい。
2)SmartTools(スマートツールズ)
多機能なツールアイテムで、分度器、方位磁石、ライト、騒音・振動計などがひとまとめになっています。
私は方位磁石と分度器(傾斜計、水準器)などの機能を赤道儀の簡易的なセッティングのときに便利に使っています。
それぞれの単機能のアプリもいろいろあるのですがひとまとめになっているので使いやすい気がしています。
3)NightVision Light(ナイトビジョンライト、ビクセンアプリ)
望遠鏡会社のビクセンが提供するスマホ画面を赤色ライトにするアプリです。
スマホ画面が赤い光源になるので明るすぎないのと、明るさを画面のスワイプで調光できるので便利です。
このアプリを立ち上げるまでに明るいスマホ画面を見なければいけなくて暗順応の妨げになるのがちょっと難点ですが、赤ライトを持っていないときの緊急用として役立ちます。
4)シンプル月齢
月ごとの月齢の一覧、その日ごとの月の出入り時刻を表示してくれるアプりです。
星空観察の予定を立てたり、その日の観察時刻の確認をするときに重宝します。
ズッと先まで確認することができますので、星見旅行の計画を立てたりするのにも役立ちますね。
(続く)