今日はやや雲が多いものの青空が広がりました。
昨日、これ以上は無理、というところまでたっぷり寝たので、ようやく時差ボケから解放されたようです。
今日はとても快調、天気も良いので気分も絶好調でした。
さて、さて、こうなるといろいろな虫が騒ぎ出します。
今日はこんな望遠鏡を組み上げてみました。
ジャンクボックスを漁っていたら、双眼鏡用対物レンズとおぼしき口径30mm(セル付き)が出てきました。
45°正立プリズムと組合わせるとほとんど無加工で無限遠に焦点が合う、まるであつらえたような組合わせ。
笠井トレーディング扱いのEF27mmと組合わせて倍率5.5倍、実視界約10.5度、フラットナータイプの接眼レンズなのでかなり視野周辺までクリアな星像を見せてくれます。
先日もSHRPSTAR50EDで8.25倍の正立望遠鏡を組み上げた話をしましたが(8/6)、こちらはさらにその小型・低倍率・広視界バージョンです。
三脚に固定する方法検討中ですが、軽量で低倍率なので手持ちで使ってもブレが少なく気楽に使うことも可能です。
また普通の双眼鏡と違って天頂を見るときでも首が疲れないのでとても楽に長時間星空を楽しむことができます。
超いい加減にあり合わせ材料を組合わせて作ったわりには予想以上に良く見えて活用の場がありそうです。
さて夜も晴れましたのでこんな望遠鏡で遊びました。
月明かりに浮かぶ双頭の竜、白竜・青竜です。
青竜のほうは某社より発売前の製品をお預かりしているので細かいことは申せませんが、仕様の近い白竜とサイドバイサイドで評価をするためこんな使い方をしています。
(これ夜の写真ですよ、拡大して頂くと雲間に星が見えます。)
3ヶ月近く前から預かっているのですが、2本並べるための取付金物の製作や、悪天候、夏期のため多忙、アメリカ日食など延び延びになってしまい、ようやく今日2本並べて見比べることができました。
白竜のほうもスタパ所有の望遠鏡の中で最良に属する筒なので、「究極vs完璧」の対決とも言える評価をすることになります。
評価はいずれご紹介しますが、この頂上対決、望遠鏡マニアにとっては最高に楽しい対決です。
せっかくなので青竜で撮影した月です。
気流もわりと良かったのですが、口径50mmの遊星号とはひと味違う写りです。