今日も昼間は良い天気。
でもなぜか夜はまたもや曇りになってしまいました。
さてここ数日太陽の活動が活発で、大きなフレアが発生しそれに伴い地球に磁気嵐が起こるという騒ぎが起きていました。
これによりGPSなどが狂い、様々な社会活動に支障が出る恐れがあるなどの心配がありました。
また、磁気嵐が吹くと極地のオーロラがたいへん活発になり日本のように低緯度でもオーロラが見えるかもしれないとか、写真に写ったとか少し騒ぎになっていました。
ところで地球上におけるオーロラの発生分布は自転軸の極を中心にするのではなく、地磁気の極が中心になっています。
自転軸の極と地磁気の極には少しずれが有り、日本から見ると自転軸の極のだいぶ向こう側(アメリカ側)に地磁気の極があります。
このため同じ緯度でも日本よりアメリカのほうがオーロラの発生頻度がズッと高くなります。
カナダのイエローナイフがそれほど緯度が高くないのに、アラスカや北欧並みにオーロラ観光で栄えているのはそのためです。
そういう意味でアメリカの北の方だと日本でオーロラが見られるかも・・という騒ぎになるような磁気嵐のときでなくてもオーロラが観測できることが多いようです。
さてさて前置きが随分長くなったのですが、先日のアメリカ日食観測のとき、日食の翌日にイエローストーン国立公園内で星空写真を撮るオプションツアーがあり、このときに撮影した写真にどうもオーロラが写っていたようなのです。
話題になっていた磁気嵐ほど大きな活動ではなかったようですが、太陽中央付近にやや大きめな黒点があり、オーロラが発生しても不思議ではない状況だったかもしれません。
はじめは北天の地平近くだけ赤く写り「何か山火事でも起きているのかなぁ・・・」くらいで気にも止めなかったのですが、実はオーロラが見えていたかもという情報をいただき改めて見ると、やはり低緯度オーロラに見えます。
北天のタイムラプス用連続写真ではオーロラが変化(北東から北西に移動)する様子も見えてきました。
図らずも人生初オーロラ写真となったようです。(地味に嬉しいかも・・・)
おお、スタパオーナーさんもアメリカでオーロラを写されたのですね。
私も、17日の行きの飛行機がアラスカ辺りを飛んでるときに、外の北斗七星を
写したら、オーロラが写っており、一生懸命目を凝らしてみたのですが、
なにやら白いのは見えるけど緑のものは見えなくて、肉眼では見えないなあと
思っていたのですが、後で調べると弱いオーロラは、雲のように白く見えるんですね。
と言うことで私も今回のアメリカ遠征で図らずもオーロラ写真と観望?を経験してしまいました。
くっしーサマ
くっし-さんもオーロラをご覧になって写真を撮られたのですね。
おめでとうございます。
私は後になって気付いたので見たとは言えないですが・・・
飛行機だと緯度の高いところを飛ぶので有利ですね。
私は行きは窓際でなかったのでひたすら寝ていました・・・・(残念)