「オリオン」と「おうし」

今日の昼間はやや雲の多い天気。

でも夜はまたもや快晴となりました。

さてこの時期冬の星座たちがすっかり顔を揃えるようになりましたが、おうし座は冬の星座たちの先駆けとして真っ先に昇ってきます。

特にプレアデス星団はおうし座の中でも一番先に高く昇り、たくさんの星たちで合成されてかなり明るいので意外に目に着きます。

星座の形としても下半身が海の中にある前提の星座絵であれば名作といえる並びです。

でも、やっぱりオリオン座がしっかり昇ったあとに、狩人であるオリオンと牡牛が対峙する姿まで含めて眺めるとそれだけで物語が生まれそうなほど見応えがあります。

オリオンの右(東)側にはおおいぬ座とこいぬ座という猟犬がいることを考えると、元々はストーリー性のある星座たちだったのではないかと思えてしまいます。

古くからある星座なので、あとからギリシア神話がそれぞれの星座に割り当てられたのではないかと思うのです。

ギリシア神話以前の古人がどんな思いでこの星座たちを作ったのか聞いてみたい気がします。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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