三角板を換える

今日は暖かいけれど雲がちな一日。

ここのところ「お出かけパック」シリーズで望遠鏡の可搬性を向上させる検討をしているのですが、望遠鏡を運搬するときに意外に邪魔になるのが、三脚に着ける三角板です。

昔々はもっと小さくて薄っぺらい(接眼レンズを落とし込んで置く穴が空いた)ものが多かったのですが、ビクセンはいつの頃からかかなりしっかりしたボックス型の三角板を装備することが多くなりました。

しかしこの三角板、三脚の開き止め金具にネジ止めで固定するのですが、暗い屋外でこのネジをうまく止めるのに結構コツが必要で、ネジを紛失したりしがちです。

ガッチリできているわりに三脚の強度面に寄与しているかというとそうでもなく、三角板を取り付けなくてもほとんど機能的には変化がないと言って良いです。(不用意に閉じないというメリットはありますが・・)

ということで100円ショップで見つけたのがこちら

折りたたみのコンテナBOXです。

中央に18mmの穴を開け

三角板の代わりに大きめのワッシャと組合わせて取り付けます。

ビクセンのポルタ式経緯台の三脚は三角板が廃止され、開き止めも樹脂製になり、ちょっと心許ないお皿が着いています。(開き止めや三角板が強度に寄与しないことに気付いたのでしょう)

可搬性は高いのですがアクセサリーを安心して置くのには少し心配です。

これをこの100円ショップコンテナBOXに換えると、

かなり安心してアクセサリーなどの部品を放り込んでおくことができそうです。
(BOXに18mmの穴を開けたのはポルタの三脚に簡単に着くことを前提にしています。
金属製の開き止めの場合は8mmくらいの穴でもOKです。)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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