今日も良い天気。
月がきれいです。
愛犬マルスが逝ってからすっかり星見以外に家の外に出なくなってしまったので、ブログ用の風景写真が撮れなくて困っています。
昨日も月の写真を撮っているのですが、バタバタして昨日のブログにアップするのを忘れていました。
こんなふうに２枚並ぶと一日の形状変化が改めてよくわかります。
さて昨晩はふたご座流星群の極大日。
一晩中良い天気で月没後の23時以降は最高の条件で星空を眺めることができました。
仕事が終わってから２時間ほどでかなりいい加減なカウントですが９０個ほどの流星を数えました。(カメラの状態を確認したりなど途中空から眼を離す時間も多いので・・・)
昨夜のベストショットがこれ、
お馴染みのオリオン座、冬の大三角はもちろん６個の１等星で校正される冬のダイヤモンド、その冬のダイヤモンドを横切る冬の天の川。
そしてふたご座流星群の流れ星が２個。(最近流行の流星を多く見せる合成なしの１枚撮りですよ)
さらに久々の肉眼彗星となったウィルタネン彗星(画面右側の中央にある緑色の雲)も写っています。
個々に詳しく解説し出すと、この１枚だけで楽に３０分くらいは語れそうなる贅沢な一枚です。
スターパオーナーさま
14日はお世話になりました！
ドーム外での星座解説、望遠鏡での数々の天体の解説と観望、楽しかったです。また、私自身、星を魅せる星空案内人で、最近は観望会で解説をするばかり、他の方の解説を聞く機会も少なかったのですが、参加者の興味を掻き立てる様なオーナーのお話はとても参考になりました。今後の観望会で参考にさせて頂きます。^ – ^
綺麗な星空の元、流星群を一晩中見るのは初めてで、沢山の流れ星に感動しました。あまりの楽しさに、流れ星を見ながらそのまま外で明け方まで寝てしまいました。
また、そのうち伺いたいと思います！
この度はお世話になりました！
岡野さま
この度もご利用頂き誠にありがとうございます。
星空の解説は季節、空のコンディション、ゲストのレベルやノリの良さなど様々な状況に臨機応変に対応しなければならず本当に奥が深いです。
それだけに楽しい仕事だと思いますが、何より星を見ることの楽しさを伝えることが大切と思っています。
今回はコンディションに恵まれ楽しんで頂けましたようで何よりでした。
また機会がございましたらぜひ是非お出かけ下さい。
スタパオーナ様
ふたご座流星群の写真拝見しました。今年は条件も良く沢山見れました。同じような写真が撮れていましたので見比べていましたが、同じ時刻（12/14 23:25）でしたら興味深いです。距離的には南に6kmほどしか離れていませんが2つの流星が上にずれているのが判りました。60km離れていればこの10倍違う位置に流れるのでしょうか。また、このようなことから流星の高度が判るのかなと思いました。写真を添付できないのでwebサイトのアドレスを記載しました。（2段目の左です）
星見里の星見人さま
ほぼ間違いなく同じ流星ですね。
流星を４～５０Ｋｍ離れた場所で観測して三角測量により流星の侵入経路を調べ、流星物質の宇宙空間における軌道を計算することにより流星物質を宇宙空間に放出した母彗星を同定するという観測や研究を学生時代の友人が本気でしていました。
たとえ６Ｋｍでも離れた場所で同じ流星を捉えると違う場所に写るというのが較べられてとても面白いですね。