究極のミニスコープCELESTRON HUMINGBIRD7-22×50EDがやって来た(3)

今日は大雨のち曇り。

今日も「究極のミニスコープHB50ED」のレビュー記事です。

私の中でHB50EDは眼視での観察という範囲では「究極のミニスコープ」といってよいレベルになったのですが、あと一つ心残りなのがHB50EDを利用した写真撮影です。

HB50EDの場合、望遠鏡用の接眼レンズを装着して観察をすることが出来るのですが、一眼レフなどを取り付けて直接焦点撮影をしようと思っても、焦点の調節範囲が狭くそのままでは撮影が不可能です。

m4/3などフランジバックの短いカメラでも手持ちのアダプターでは合焦しませんでした。(超薄型のアダプターを制作すればひょっとするとOKかもしれないのですが確証はありません。)

いろいろ試した結果、焦点距離は倍くらいに伸びてしまうのですが、ボーグ製コンパクト・エクステンダー・メタル【4603】を用いるとm4/3のカメラで合焦できることがわかりました。

ボーグのエクステンダーはすでに製造中止なのですが、バロー系のレンズをうまく組み合わせるとほかの組み合わせでも可能になるかもしれません。

天気が良くないので遠くの街灯を撮ってみました。

少しコントラストが低いですが、そこそこ写ります。(正立プリズムを介しているので、ファインダー上は倒立して見えます。)

焦点距離は約2倍で350mm(m4/3だと700mm)相当になり、m4/3のカメラで月を撮るのにはちょうど良いくらいの大きさになります。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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