ポルタの教科書 (ポルタA80Mfはこう使え) 番外1

今日も良い天気。

今日は久々(?)にカピバラ君に会いに行ってきました。
(今日のカピちゃんは群馬サファリパークです。)

さてポルタの教科書、今日は番外編でお奨めのカスタマイズについて紹介します。

ポルタの教科書     番外編 ポルタのカスタマイズ

ポルタA80Mfを使っていると自分なりに使い勝手を考えて付属品を追加購入したり、改造をしたくなります。

ここのところ真面目に「ポルタの教科書」に取り組んでいるのですが、少し目線を変えてお奨めのカスタマイズについて紹介したいと思います。

下はスタパがギンギンにカスタマイズしたポルタA80Mfです。

写真では見えない部分も含めると軽く10点以上のカスタマイズが施されています。

写真に見える大きなところでも9点の違いがあります。

下の写真に答えを記入していますが、オリジナルとの違いがわかりますか?

今日はこの中でも特にポルタA80Mfを購入したらすぐにでもお奨めの4点を紹介します。

まずはオプションの接眼レンズPL30mmです。

純正の接眼レンズはPL20mm(46倍)とPL6.3mm(144倍)の2個が付属しています。

高倍率の方はこれ以上はお奨めできないのですが、低倍率はもう一段低い倍率があった方が絶対良いです。

例えば46倍でプレアデス星団(すばる)を見ると視野からはみ出してしまい、すばるの全貌を見ることができないのですが、PL30mm(30倍)で見ると全貌をスッポリ見ることができます。

オリオン大星雲も30倍だと小三つ星を含めて一望に見ることができるなど、星雲星団を見るのには是非ともあった方が良いアクセサリーです。

わりと安価な接眼レンズですし、とても覗きやすいレンズなので特にお奨めです。
(PL40mmを使用するとさらに低倍率にできるのですが、構造上PL30mmと実視界の広さがほとんど変わらないので、どちらかというとPL30mmがお奨めです。)

次は微動ハンドル。

純正の微動ハンドルは屈折鏡筒のA80Mfで使用するのにはやや短く感じるのと、固定ネジのないバネ式のためやや信頼性に欠けるので、純正より少しだけ長いこちらのタイプがお薦めです。(スコープテックさんのこちらのページで購入可能です。)

微動ハンドルはあまり長すぎるとブラブラして震動を誘いますので、このくらいのサイズが特にお奨めです。

次のお奨めはアクセサリートレイです。

純正のアクセサリートレイは接眼レンズなどをチョコッと置いておくのには良いのですが、そこに置いたまま望遠鏡を移動しようと持ち歩くと、トレイの深さがないので部品をばら撒いてしまうことがあります。

こちらは100円ショップの折りたたみ式コンテナトレイですが、自分で底部中央に18mmの穴を開けています。

私はドリルで6mmの穴を開けたあとリーマーで広げていますが、カッターなどでも加工は可能と思います。

深さがあるので安心して部品を置けますし、使用しない時(運搬時)は折りたためますので邪魔になりません。

そして今日お奨め最後のカスタマイズは三脚の高さ調整用マーキングです。

上の写真ではわかりにくいですが、下のように10cm間隔でマーキング用のシール(これも100円ショップで購入)を貼ってあります。

何も印のない三脚でピタリと同じ長さにするのは意外に難しいです。

10cm間隔くらいにマーキングしてあると、あとは目分量でだいたい同じ長さに合わせることが容易にできます。

油性ペンで印を付けても良いのですが、シールを貼っておくと暗闇の中でも手探りで長さを合わせることができるようになります。

シールがすぐに剥がれないか心配ですが、意外に強力ですし100円で何十枚も付いてくるので惜しげが無いです。

ほんの少し手間が掛かりますが、効果抜群のカスタマイズですのでお奨めです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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