今日、日中は良い天気。
でも夜は曇ってしまいました。
ここのところ少し真面目に40cm直焦+m4/3カメラの組み合わせで小さな星雲星団のクローズアップを撮って、いくつかはこのブログで紹介しています。
撮り方としては短時間露光(20秒程度)のカットをたくさん撮って、あとからPC上で合成(スタック処理といいます)をする方式なのですが、スタックを手作業でするのは数が多いとかなりたいへんです。
自動でやってくれるソフトもあるのでいくつか試したのですが、なかなか思うようにできなくて困っていました。
今日はいつもお世話になっているT-Studioさんのサイトで紹介されていたSILILというソフトでスタックをしてみました。
NGC2261 通称ハップルの変光星雲と呼ばれる星雲で、20秒露光を約150枚スタックしたものです。
シーイングのとても悪い日に撮影したので、ピントが甘い以上のボケボケですが、彗星のような形に写っています。
いろいろ改善の余地はありそうですが、この方法で少し試行錯誤してみたいと思います。
オーナー様
SiriLは基となったIRISよりかなり使いやすいです。
かなり自動化がこなれているので、枚数の多いスタッキング処理向きですよ。
あと、変わったところではASTAPはPleteSolveringの解析で位置合わせしてしてスタッキングします。(こちらはちょい癖があります。)
追伸
今配布中のディストリビューションイメージラズパイ4で作りましたが、どうやら3でも動作するようです。
オーナー様の機材のドライバもすでに入っていますのでもし興味ありましたらお試しください。(入門用の使い方などもブログにまとめました。)
おっと、リンク記載し忘れました。
https://tstudioastronomy.blog.fc2.com/blog-category-29.html
こちらの一覧のその1〜6くらいが使い方です。
T-Studioさま
いつも濃い情報をありがとうございます。
いろいろ試してみたいと思います。
ラズパイの方も(ハードルは高そうですが)挑戦してみたいと思います。
スタパ オーナ様
同じ北杜市で星空観望しています。
ハッブルの変光星雲の写真を見て、小生も撮影して見たいと思い場所の確認をしてみましたが、オーナ様の写真が左右逆ではないかとの疑惑に悩まされ、実際に撮影して見ました。・・・私の写真と逆でした(サイトの今日の記事)・・・。原因が良くわからないのでコメントとなりました。
スタック処理も興味が有ります。コンポジットも枚数が増えるとパソコンが性能不足になります。
jinさま
ご指摘ありがとうございます。
ご指摘の通りこの写真は左右逆の鏡像になっていました。
画像処理の最後に画像を反転して保存するときに間違えた回転をさせてしまったようです。
スタパ オーナ様
確認ありがとうございます。小生も星の写真は天の北を上にするのがセオリーと言われて画像をくるくると回しています。光学系の事象でなくて安心しました。昨晩も良く晴れましたので冬空に多い散開星団巡りをしました。