今日も良い天気。
三連休の初日、中日と晴れてくれるのは本当にありがたいです。
さて、連休前でヒマをしていたときに、ついついヤフオクのサイトを眺めていたところ、古スコがかなり安い価格で楽差すされている事に気付きました。
スタパにはすでにたくさんの望遠鏡があって、今さらそんな古いの要らないと思うのですが、あまり安いと可愛そうでついポチらずには居られなくなってしまう事があります。
こちらはそんな理由でスタパにやって来た1台。
送料込みで2810円(何と送料の方が高かった!)という大当たりの望遠鏡です。
鏡筒に少しキズがあるものの、光学系はカビやクモリ、コーティングの焼けもなくビックリするほど良く見えるし、架台部や三脚にはガタもサビもない良品でした。
ファインダーやレンズキャップが欠品だったのであまり期待していなかったのですが、予想外でした。
口径60mm、焦点距離910mmという全く無理のない光学仕様で、とてもシャープな像を結んでくれます。
架台は先日紹介したビクセンカスタム式経緯台です。
この架台には口径80mmの鏡筒のラインナップもあったので口径60mm望遠鏡にはかなり余裕があって、いかにも「望遠鏡」といったフォルムで(たぶんこの望遠鏡で星を見る機会はあまりないような気はするのですが)、そこにあるだけで何となくワクワクします。
まるで猫好きの人が捨て猫を見つけると可愛そうで、つい家に連れて帰り、気付いたら猫屋敷になっていた・・・というノリで望遠鏡屋敷になりそうで怖いです。(すでにそうだという意見も一部にはありますが・・・・)
オレンジ色で長細い鏡筒、かわいいですね。
昔は、こういうカラバリというか、白とか黒に囚われない望遠鏡がありましたよね。
MIZARの反射はワインレッドがパイレックスでλ/20でしたけ・・(うろ覚え)
Astroの青い望遠鏡とか、日特のPN-185も青でこの筒は今でも欲しい(MT160と同径らしいので、MT160に組み込んで、MT180にしちゃおうと画策したことがありました。15年くらい前かなぁ・・まあ、結局、手に入らなかったので、ポシャったんですが)
オレンジ筒だと、シュミットニュートンのCelestron/Vixen R140SSとか、そういえば、大昔はC8もオレンジ色でしたねー。
日特のNSC-22は黄色だったかな。でも、補正板マルチコートは白とか色にも意味は持たせているメーカさんもありましたね。
昔はカラフルな鏡筒、本当に多かったです。
また、デザインも豊富でした。個性がありましたね。
ミザールのH100や、カイザー、アストロのピラーLM4E、ビクセンのオズマ、カスタム、五藤のテレパック50、ニコンの8cm屈折赤道儀、など、ぱっと見ただけでどこのメーカーの何という機種かわかる。楽しい時代でした。