今日も雨降りの一日。
屋根工事のため足場が組まれたダイニングからの眺めは少しシュールです。
さて今日も新鋭CMOSカメラASI533MCで6/17に撮影した写真の残りを紹介します。
夏の天の川が見えるころには球状星団もたくさん見えます。
初夏から夏の球状星団としてヘルクレス座のM13、へび座のM5などがメジャーで、見応えも充分です。
見応えがあるわりにマイナーなのがいて座のM22です。
条件の良い時に眼視で見比べるとM13よりも派手なのではないかと思います。
ただし南に低い赤緯に位置するので良い条件で観察できることが稀なので、人気がないのかも知れません。
スタパの観察会でもM22をご覧頂けるのは例年1~2度程度です。
ある意味とてもレアなので見えたらラッキーと思って良いです。
さそり座のM4も見えにくい球状星団です。
さそり座の1等星アンタレスのすぐ近くにあるので空のきれいなところでは双眼鏡でもすぐに見つかるのですが、やはり赤緯が低いのと、夏の星座といってもすぐに天の川が真南に来る頃にはかなり低くなってしまうので、梅雨時に見ておかないとチャンスを逃しやすいです。
また散開星団と見間違えてしまうほど密集度の低い球状星団なので等級のわりに暗く感じることもあり都会では見えにくい球状星団です。
高齢の星が多いのか全体に赤く感じるのも大きな特徴の球状星団です。