ED102SSプラスASI533MCで写す

今日は終日雨でした。

今日で6月が終わりですが、スタパは再起動に向けて大掃除。

長期間怠惰の極みでしたので、昨日の草刈りといい身体ががたがたです。

体力の維持を心掛けないといけませんね・・

さて一昨日の未明はいろいろな写真を撮ったのですが、新しい組み合わせとして先日導入したCMOSカメラASI533MCとビクセンのED102SS(D102mm/f660mm)での撮影を行いました。

ED102SSはかなり前に絶版品となっており、古い製品ですしF値も短めなので新しい設計の鏡筒と較べるとやや青ハロが目立ちますが、コンテスト受賞を狙うなどの用途でなければオールマイティーに楽しめる鏡筒ですので、スタパでは通常40cm望遠鏡に同架して使用しています。

40cmだと視野が狭くて困るのを補うための望遠鏡です。

先日来40cm望遠鏡とASI533MCを組合わせた写真を紹介したのですが150倍くらいで見た狭い範囲しか写すことができないので、ED102SSプラスASI533MCでどんな写りになるかを試して見ました。(今回はカサイ製0.6倍レデューサーを組合わせています。)

まずはM8(いて座干潟星雲)。

M8を写すのにちょうど良い画角です。

カサイのレデューサーとの相性も良いようで写野端まで星像が乱れません。(ちょっとピントが甘かったですが・・・)

M20(いて座パンジー星雲)だと少し小さい感じです。

いずれもASI533MCのZWO社が提供するアプリASLiveStackでお手軽撮影です。

素子冷却-16度、M8が30sec×39フレーム、M20が37フレームの自動スタックです。

スタックされた画像をステライメージで階調補正・フラット補正・デジタル現像しています。

極軸合わせや追尾がある程度正確ならオートガイドなどをしない赤道儀まかせの撮影が可能なのでとても楽です。

ダークフレームやフラットフレームを組合わせればもっと良い写真になるのだと思うのですが、それがなくてもそこそこの絵になってしまうので物ぐさサンの私にはもってこいです。(続く)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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