今日日中は良い天気。
夜も晴れるのかと思っていたら、19時半以降はベタ曇りになってしましました。
今日は薄明が終わる前から昨日紹介した
SE-AT100Nの架台に11-110mm/F1.6のCマウントレンズ+SVBONYのCMOSカメラSV305
のセットを準備していたので、少しだけ使って見ることができました。
・まずは架台をできるだけ水平に設置
・SV305をPCに接続し、北極星を導入したあと
・そのまま水平方向に向けてSynScanでアライメント
ここでは1スターアライメントで月を広角端(11mm)で導入
・望遠端(110mm)にして、SynScanのポイントトラックを開始(レンズの絞りはF2.8に固定)
という手順で観察スタート。
月の近くにいる木星や土星をSynScanで自動導入すると望遠端でも何とか視野内に収まります。
気をよくしてペガスス座の球状星団M15を導入
スタックするとそれらしく見えてきます。
ならばと少し離れたこぎつね座の惑星状星雲M27を導入
始めかなり端っこでしたが何とか導入成功。
スタックしなくてもそれなりに見えましたが、少しスタックするうちに・・
経緯台の自動追尾なので縁がズレてゆくのは仕方ないですがそれなりに写ります。
次にこと座のリング状星雲M57の導入を試みましたが、小さい&暗いで導入できているか分からなかったので、広角端に戻しベガを導入して再度望遠端でセンタリングしてポイントトラック。
その後再度M57
拡大してピントを合わせても解像度不足でリングに見えずすこし残念
スタックするとリングには見えないながらそれらしい色に写りました。
その後アンドロメダ銀河M31に向ける事を考えましたが、離角が大きいので先に広角端にしてアンドロメダ座のα星(アルフェラッツ)に向けてポイントトラックしてからM31を導入しました。
このセットの場合、無理に一発導入しようとせず目標対象の輝星でアライメントしなおしてから導入するとスムーズに導入ができそうです。
雲が出始めてノイズがひどくなりましたがとりあえず・・・
プレートソルブが気楽にできるようになると良いのだと思いますが、写野がわりと広いので精度の悪い自動導入でもそれほど苦労せず短時間のうちに次々に導入ができました。
あまり難しく考えず広角側で星座の中の位置関係を見ながら望遠端で拡大して見るというアナログな部分が残った使い方も面白いかも知れません。
オーナー様
ご自身が使いやすい環境で操作するのが一番だと思いますよ。
(ズーム倍率が広くて正立像だと対象探すのも楽ですし)
Windows(というかSharpCap)でもPlateSolvingにどうしても挑戦したくなったら私も今年の2月くらいにWindows環境作り、記事にまとめましたのでお時間ある時にでもご高覧ください。
https://tstudioastronomy.blog.fc2.com/blog-entry-404.html
T-Studioさま
いつもありがとうございます。
いろいろためして、何だかんだ私にはWindowsが性にあっているのかも知れません。
WindowsでのプレートソルブについてはT-Studioさまのサイトなども参考にしつつ挑戦しているのですが今のところ何が悪いのか不明なまま座礁しいます。
スタイルを固めつつ冷静になってブレイクスルーを目指したいと思います。
オーナ様
Windowsの場合PlateSolvingはAstrometly.netの実装体制(エミュレーションで遅い)やASCOM制御での連動が不安定(COMとASCOM双方が原因)であったりと、かなり頑張って全ての機器を動作させましたがそれほど快適ではありませんでした。。。(PlateSolvingは現状ではASTAP使うのが一番無難です。。。が解析成功率は低いです)
画像のゲインを上げるとPlateSolvingの成功率は若干向上します。が、ShapCapの場合ASCOM使うと安定性が低くなるなどあまり恩恵が感じられませんでしたのでオーナー様の現状の使い方はベターなスタイルの一つかと思います。
制御に関してはネガティブな記載が多くなってしまいましたが、Windowsはアプリが多く古いアプリも問題なく動作することが多いので、それぞれの機器を安定して操作出来るアプリを見つけ、アプリ毎に分業する方法も有効ですね。(これはWindowsの特権ですね。PlateSolvingだけは正直もう少し良くなってほしいです。。。有料のステラギアだと使いやすいんですかね)
T-Studioさま
いろいろありがとうございます。
Windowsでのプレートソルブ、もう少し様子見ですかね。
確かに機械任せでピタリと中央に導入するのが理想ではあるのですが、
広角と望遠を組合わせたり、ズームレンズを組み合わせて見え方の変化を楽しんだり、
天体の大小に合わせて光学系を切り替える使い方もアリと思います。
少しくらいアナログな部分が残っていないと面白くない気もしています。
それでも模索は続くと思いますのでよろしくお願いします。