今日も(昼間は)良い天気、なぜか日暮れると(今日も)ドン曇り・・・
さて天候がスッキリしない日が多いのでなかなかやりたいことが進まないのですが、
今検討しているのがこちら、
先日も紹介していますが12-120mm/F1.8のCマウントレンズとUV/IRフィルター組み込み改造をしたCMOSカメラNeptune-CⅡの組合わせ、
自動導入架台AZ-GTiに載せるために古~いタカハシのビノホルダー(双眼鏡をカメラ三脚に載せるための部品)とアリガタ金具を組合わせています。
AZ-GTiに載せていつでも出動可能な状態です。
さてこの組み合わせでどんなことができるのでしょうか?
実はこれまでSharpStar50ED(D50mm/f330mm)にレデューサー経由でNeptune-CⅡを組合わせてEAAをしていて、もう少し広角な方が良いと思うことが多くありました。
330mmにレデューサーを組合わせているので200mm程度の焦点距離なので望遠鏡としては充分短焦点で広視界なのですが、それでも天体によってはもっと広い写野が欲しくなります。
もちろん天体によってはもっと長焦点にしたいと思うことも多いので、何を主体に置くかによって最適解は人によって異なると思います。
で、この12-120mm/F1.8のCマウントレンズとNeptune-CⅡを組合わせるとどんな画角が得られるかプラネタリウムアプリのステラナビゲーターでシミュレーションしてみました。。
まずは夏のはくちょう座付近、12mmの広角端で、
はくちょう座全域までは行かないですが、ほぼはくちょう座を説明できる範囲です。
120mmの望遠端では、
北アメリカ星雲とペリカン星雲が少しはみ出す感じの画角です。
同じく秋の星座アンドロメダ座では広角端でほぼ全域が入ります。
そして望遠角端ではアンドロメダ銀河をほぼ一杯に捕らえることができます。
広角端で冬のオリオン座も全貌を捉え、
望遠端では小三つ星を含むオリオン大星雲や、燃える木星雲と馬頭星雲、バラ星雲などをイイ感じで写野に捉えることができそうです。
観察会で見せたい天体というのは意外に大きな物が多く、普通の望遠鏡にセンサーサイズの小さなCMOSカメラを取り付けると視野が狭くてどうにもならないことが多いので、割り切ってf120mmくらいのレンズとの組み合わせが正解な気がしています。
また観察会で良く聞かれるのは「どこを見ているの?」という質問。
広角端で星座を表示して「ここだよ」と示せればこれほど分かりやすいことはないと思います。
うまく活用できるのか、好天を待って検証して行きたいと思います。