今日は昨晩深夜からの快晴、のち曇り・・・
日中は気持ちのよい青空だったので先日掘り出したサツマイモを天日干ししました。
2~3日天日干しすると甘さが増し、保存性も良くなるそうです。
さて一昨晩は火星を40cm望遠鏡で撮影した後、AM5を持ち出してお気楽ハイブリッド観察を行いました。
先日使用した電視用望遠鏡の星像があまりにも悪かったのでSharpStar50ED(D50/f330)+31.7っm0.5Xレデューサーを微動雲台を介して載せています。
眼視用に150mmマクカセ、電視用に50mmED+Neptune-CⅡを用います。
・例によってナンチャって極軸合わせ、
・AM5のホームポジションで極軸修正ネジの調整をしてマクカセに北極星を導入。
・PCにUSB接続してステラリウムとSharpCapを立ち上げ
・電視用鏡筒でも北極星が中央に来るよう光軸調整
・ステラリウムで適当な星(ここでは木星)を導入
・SharpCapでプレートソルビングをして中央に導入
・ステラリウムで同期してアライメント完了
というのが観察開始までの流れです。
真面目に極軸合わせをしろよ~ という感じですがせっかちな私は少しでも早く天体が見たくて機械に頼ってしまいます。
先日コント欄にマクカセでオリオン大星雲を見るとコントラストが高くて良く見えるという情報を頂いたので、早速見てみました。
普段40cmで見慣れているので15cmは力不足かとも思ったのですが、光量は確かに劣るものの64倍の視野いっぱいにウネウネと広がる星雲と、キリリと引き締まった微光星が気持ちよく見えました。
トラペジウムもハッキリ4個確認できました。
天体写真とはまた違った世界です。
50EDの星像は飛びきる良くもないですが、少なくともハーレーマルチよりも遙かに良いですし、より広視界で電視向きかも知れません。
ド定番ですがバラ星雲です。
初挑戦のモンキー星雲。
バラもモンキーも眼視向けではないですが、眼視向け15cmマクカセとの組み合わせで死角の少ない出張観察会用システムのできあがりです。
オーナー様、
シーイングの良い、透明度も良い時にミード の40cmシュミカセで見るオリオン大星雲がどれほどのものか、想像もつきません。大口径は32cmドブソニアンまでしか経験がありませんので、おそらく青雲のディテイルの詳細まで確認できるものと思われます。
そこでお聞きしたいのが、抜群の条件の時に40cmを眼視で使用した時にM42の青雲の広がりに薄いピンク色を確認出来たことがありますでしょうか。私の今までに使った望遠鏡では、緑色に見えることはあっても、ピンク色まではどうしても確認できませんでした。
色々な人に聞くと、バラ星雲は薄い赤色がほんのり確認出来たよと言う話は過去1人だけ聞いたことがありますが、M42に関してはどうなのか、非常に興味深いです。
小澤さま
40cm望遠鏡で見たM42の見え方ですが、私の個人的な感覚では
中心部(トラペジウム周辺)はやや青味(緑気味)をおびて、それを取り巻く外周部に向けた範囲(M43の反対側)はややピンク味をおびた色を感じます。
個人的な写真からの刷り込みによる先入観もあるのかも知れないのですが、条件の良い日にはそう感じることが多いです。
先入観がなくてもM42とM43の間の暗黒星雲があるあたりはバックが「冷たい感じの黒」であるのに対し、
M42の広がった当たりは「暖かみのある黒」に見え、多くの方が「そう言われればそう見える」とおっしゃいます。
惑星状星雲で青緑系の色を感じることは多いですが、M42以外で赤系の色を感じたことはないです。
オーナー様、ありがとうございました。
やはり、すごいですね。単に外周部がピンク色に見えるだけではなく、中心部がやや緑、M43との境目の暗黒帯との対比など、これが40cmの世界なのですね。32cmドブや、28cmシュミカセではそこまでは確認出来ません。
おっしゃるように私も惑星上星雲では、緑色を認識できたことはあります。もっともこれは自宅からはとても無理で、山に遠征に行った時の経験ですが。バラ星雲は私は眼視で確認出来たことは一度もありません。眼視で、しかも薄い赤を確認できる人って、どんな人なんだろうとは思います。