今日は晴れのち曇り、少し暖かすぎる感じです。
さてLX200-20から取り外した20cmF6.3 鏡筒、AM5赤道儀に載せてハイブリッド観察をしようと準備していたのですが、せっかくの(シュミカセにしては)明るい鏡筒なので少し長め(焦点距離)の電視観察に使うのもありかと思いMEAD×0.63レデューサーと組合わせて使って見ることにしました。
0.63倍のレデューサーですが上記の構成だと縮小率は約0.74倍で合成焦点距離は約930mmです。
先日一度挫折したWindowsのPCでエミュレーションのASIAIRアプリを使って動くかどうかも(2/9に)検証しました。
とりあえずZTF彗星。(バトミントンのシャトルのように写りました)
何とか導入、撮影には成功しましたが、どうも不安定です。(システムの時刻を読み込んでくれたり、くれなかったり・・)
素直にAndroidタブレットに切換えて仕切り直し。
(といってもASIAIRのモニター的な使い方なので、単にモニタを交換しただけのようなイメージなのでそれほど大事ではないです。)
馬頭星雲のクローズアップ。
なかなかの迫力です。
かに星雲(M1)、こちらもかなりの迫力です。
当日は気流が激悪だったこともあり解像度が良くないですがf210mmのガイド鏡で900mmのガイドが十分できています。
この組み合わせだと写野がかなり狭いので観察する対象が少し限られ、気流の影響も受けやすいのですがその分見応えのある観察ができそうです。
オーナー様
ASIAir良いですね。
ZWO社限定ですが、撮影環境(カメラ、フォーカサー、ローテーター、赤道儀)全ての動作チェックがメーカー側で行われている機材って唯一の存在だと思います。
中身はINDIですが、メーカ側が使いやすいようにアプリを追加したり設定などをきちんと行って不具合が出ないようにして販売していることに意義があると感じます。
天文機器は残念ながら制御まで含めた統合環境やそれらを使いやすくするオプションを提供していないメーカーがほとんどです(その割には撮影に力を入れている矛盾があります。)
PCでもそのようなコンセプトの商品が出れば良いのに。。。
(以前映像や音楽業務であったターンキーみたいな専用PCサービスとか)
T-Studioさま
そうなんです、ASIAIR、とにかく使いやすいです。
特にラズパイでAstRPiを少し使っていたのが幸いしたのか違和感なく使い始めることができました。
ZWO縛りが最大の欠点だと思いますが「それで簡単にできるならイイじゃないか!」という時代なのかも知れません。
様々なアプリやインターフェースをユーザーが試行錯誤しながらシステムを作り上げるといった修行のような作業をなくし、
単純にいかに簡単に星を楽しむかにフォーカスした結果だと思います。
私などは古いタイプの人間なので、あまりにあっさりと凄い絵が撮れてしまい罪悪感さえ覚えてしまいます。