今日は青空が戻り夜は快晴になりました。
これまで経緯台化したAM5+SE120の組み合わせでのハイブリッド観察は月が明るい中でのテストだったため、今夜は月が昇るまでの間に月明かりのない状態での見え方や写り具合を確認しました。
基本SE120直焦+ASI585MCでゲイン450・10秒露光の3分間スタッキングです。(スタック数の多いものもあります)
月がない状態での電視はダーク・フラット補正をしなくてもそこそこ観られる画像になります。
眼視は月があるよりは多少マシですが、電視の写りと比較すると驚くほど微かです。
特に口径12cmでの系外銀河は「確かにそこにいるなぁ~」というレベルででしか見えません。
上は月が昇った後に撮影したおとめ座系外銀河M104ですが、肉眼では本当に微かにしか見えませんでした。
上の月は電視での視界の広さを直感的に把握するために撮影しました。
本当に昇ったばかりなのでぼやけていますが、眼視ならもっともっと遙かに細かいところが観察できるので、観察対象によりどうしても使い分けが必要になります。
私的にはハイブリッド観察がこの先必須な気がしています。