今日は台風一過で良く晴れてくれました。
夕方にはとても南寄りの地平に大きな月が昇りました。
夜が更けても高く昇らないのと台風一過の激しい気流で寝ぼけた月です。
さてデジカメでEAAですが、PCでなくタブレットでは使えないかを試して見ました。
まずはOM-1用の接続アプリ(Ol.Share)で試しました。
タブレット上でライブビューはできるのですが、残念なことに拡大表示ができず、今ひとつEAA向きではありません。
キヤノンならどうよ? ということで、望遠鏡(D65mm/f500mm)の直接焦点にEos6Dを接続、カメラ純正のPC取り込み用ソフト(CameraConnect)でモニタしてみました。
フルサイズに500mmの直焦点だと画面上はかなり小さい写りです。
でもカメラ側のライブビュー拡大を選択すると5倍まで拡大表示させることができました。(カメラモニターでは5倍と10倍が選択できますが、タブレット側はカメラが10倍でも5倍のままでした。)
5倍でもそこそこの迫力で表示できるのでキャスト機能のあるタブレットなら大画面に映して楽しむことができそうです。
CMOSカメラよりもラチチュード(写る明るさの幅)が広く、暗いところから明るいところまでわりと破綻なく写りますし、シャッタースピードを変化させると全体が破綻しないまま強調すべきところが見えてきます。
(CMOSカメラだと露光がオーバーのところとアンダーのところが極端になります。)
カメラの画像処理エンジンが優れているのだと思います。
ただしEos6DはOM-1のナイトモードのような機能がないので暗い星をモニタ上で確認することはできませんので、この組み合わせは「月」限定と割り切る必要がありそうです。
(キヤノン、ニコン(一部SONYとPentax)の場合はPCに繋いでSharpCapでライブスタックが可能で暗い天体をPCモニター上で見ることはできますが少しハードルが上がってしまいます。)
続く