今日も雲がちな一日。
わりと涼しくて日射しもほとんど無かったので頑張って除草作業に励みましたよ・・・
(晩秋まで終わらない戦い・・・)
さて久々に良く晴れた25日の晩、いろいろゴソゴソ検討したひとつがこちら
15cmマクカセ光学系とラベンデュラ接眼レンズによる超縮小コリメート撮影です。
8月末から何回か検討した<こちら>の続きで、40cm望遠鏡を使おうかとも思ったのですが、F12(15cm)のマクカセを使った方がより縮小効果が大きいかもと考えて、AM5赤道儀に載せて試して見ました。
フードを付けたり放射冷却遮断用シートを被せると何とも怪しいコソ泥スタイル・・・
昨日紹介したフィールドスコープSA401でのコリメート撮影でASIAIRによるプレートソルブやライブスタックが何の問題もなく使えるのに気を良くしての挑戦です。
まずはM31アンドロメダ銀河。
昨日のフィールドスコープSA401でのコリメート撮影より一廻り大きくより高精細に写っている感じです。(まあコリメート撮影なのでピントの甘さはこんなものかと・・)
あまり考えていなかったのですが、天頂ミラーを介しているのですが特に設定無しでプレートソルビングが働いてくれました。(ASIAIRって凄い!!)
気を良くしてM27あれい状星雲。
フィールドスコープよりも倍率が高いのでM57リング状星雲も・・
秋の定番二重星団(h-χ)
カシオペア座の散開星団M52
こちらもド定番M45プレアデス星団
M45は残念なことに視界が狭くM45らしく見えませんし、輝星のハロやゴーストが酷いです。
レンズ系が複雑なので輝星の影響を受けやすいのがコリメート撮影の欠点と割り切るしかないですかね・・
こちらの作例はいずれも10秒露光/BIN2/GAIN=M/スタック8~32で写しています。
(鏡筒のセッティング上天頂ミラーを介していますので画像は全て鏡像になっています。)
CMOSカメラを用いたコリメート撮影を用いると、
レデューサーなどによる短焦点化よりもはるかに広視界で、F値も小さくできます
円形写野でもプレートソルビングやライブスタックが可能で、わりと短時間に天体画像を得ることができます
星像はそれほど鋭くないですが、現場で楽しむ電視観察と割り切れば充分楽しめます
コリメートならF10~15の長焦点鏡筒でも(もちろん屈折鏡筒でも)電視観察あきらめなくて済むことが分かりちょっと嬉しい気がしています。