今朝は気持ちのよい青空でしたが、午後からは曇り・・・・
今日は芋掘りの後ほったらかしにしていた畑の仕舞い作業。
マルチや防草シートを剥がして、来年の作付けのため作着け部分を少し拡張したり籾殻を入れたりしながら耕し直しました。
夕方には西の低空だけ晴れて月の写真を撮ることができましたが、その後はベタ曇りとなってしまいました。
さてSeestar-S50のレビューの続きです。
Seestar-S50には純正で軽量コンパクトで高剛性な卓上用三脚が付属しています。
ただ卓上用三脚は便利なようで、屋外にガッチリブレないテーブルを用意するのは意外に難しくて苦労することが多いです。
適切なテーブルが見つからなくて、結局這いつくばって操作していたり・・・
レビューなので当面純正の三脚でスタートしますが少し長めの三脚に載せて使えるようにしたほうが便利かなと思います。。
【注意】以下は没記事です
Seestar-S50の底部には3/8インチのカメラネジが着いているので、3/8インチの三脚として手っ取り早いのはスカイウォッチャーのAZ-GTi用三脚です。
ですが、この三脚ネジ部分が少し引っ込んでいて三脚架がSeestarの台座より大きいの
で取り付けると本体が三脚架に密着して水平回転ができなくなります。
AZ-GTi用三脚+AZ-GTi用エクステンションピラーを組み合わせるとたいへん具合が良さそうでした。
エクステンションピラーと本体の取付けは、ピラー上部のネジ台座を取り外して
本体にねじ込むので本体をテーブルなどに置いたまま取付けできます。
またピラーに組み付けたまま固定ネジを緩めれば水平回転が可能なためコンパス
アライメントが楽にできます。
ここまで没記事
実はこの組み合わせで使うとネジ台座のゴム座がめくれ上がりSeestar-S50の本体と干渉して引っ掛かりが生じ追尾が不調になることが分かりました。
一見干渉しないように見えたのですが、そのままではうまく行かないので注意が必要です。
ゴム座のめくれ上がりを防止するような大きな円座を用意すればウマく行きそうな気がします。
3/8ネジの三脚で接合部分でSeestar-S50本体と干渉しない、大型のカメラ三脚を用意すれば良いと思います。
屋外で使っていて少し気になったのがパイロットランプの明るさ。
昼間太陽を見るときにもシッカリ見える明るさに設定しているのでしょうが、夜はかなり眩しいです。
致命的欠陥というわけでは無いですが、色の濃い絵はがきの切れ端を貼り付けて光を軽減しました。
昼間でも屋内ではうっすらと紙を通してランプが見えるほど明るいですが、夜はちょうど良い感じでした。
さてこのSeestar-S50、一度設定が済んでしまえば後はWi-Fiでスマホやタブレットで離れた場所からも操作可能です。
屋内でヌクヌクしながら観察が可能です。
前にも書きましたがSeestar-S50は星雲星団の撮影では10秒間の露光を繰り返し重ね合わせながら画像を濃くして行きます。(スタック処理と言います)
1枚1枚は高ゲイン(=高感度)で撮影するためかなり荒れた感じの画像で、スタックをたくさんすることにより解像度が向上しノイズが少なくなって行きます。
とりあえず1分くらい待っていると各天体のそれらしい姿が浮かび上がって、電視観察として楽しめるレベルになります。
ただある程度綺麗な画像を残したいと欲を出すと、10分~20分くらいスタックした方が良いです。( 上のからのプレアデス星団のような明るい天体であれば5分でも充分ですが暗い天体では長いほうが良いです。)
部屋の中で画像が浮かび上がって行く様子をモニターできるのはとてもありがたいです
Azgti用の三脚の上面にM12用座金を2枚(外径35mm 内径13.5mm厚さ2mm)を貼り付けるだけでSeeStar本体と三脚の間に隙間が確保され自由に回転出来ます。従来通り延長筒を使う時も延長筒の底に凹みが有り貼り付けた座金とは干渉しません。Azgtiの三脚には水準器が付いているのでSeeStarを取り付ける前に水平調整し後は水平自動アライメント ONにしています。ホームセンターで100円ほどで買える座金を貼り付けるだけです。
ネヤゲンさま
ソーなんですよ~
座金を咬ませてほんの少しかさ上げしてあげるだけで全く問題無く使えるのですよね
でもそれに気付くまでには現場(暗い星空のもと)ではなかなか分からなくて、何日か無駄にしてしまう人が多いのではないかと注意喚起のために紹介しています
専用三脚とだけの組合せしか考慮していないのはメーカー設計者の経験不足によるミス(あえて意図的にそうしているならメーカーとしての誠意のなさ?)としか思えないです
Seestarの場合、三脚取付用のネジ穴がいきなりネジ部分が始まって雄ネジのガイドになるような遊びがないのでとてもねじ込みにくくて取付時にとても注意が必要な仕様になっていることを考えると「経験不足」が濃厚かも知れません
SeeStar本体の雌ネジの入り口に面取りをしてくれれれば暗闇でも三脚への取り付けが楽になりますね。