今日もスタパ周辺は昼間晴れ、夕方曇り&雪、夜になってまた晴れというヤキモキする天候でした。
この季節になって天候の都合で観察会のスタートが少し遅れると、冬のメジャーな天体をゆっくりご覧頂くことがだんだん苦しくなってきます。
スタパの立地だとプレアデス星団などは意外に早く西の森に沈んでいってしまいます。
上のオリオン大星雲はまだ少し大丈夫ですがその後となると、少し地味な散開星団(下はとも座のM46)になってゆき・・
その後はさらに地味な春の銀河まつりになってゆきます。
上は春の銀河の中で一番早く昇ってくるおおぐま座のM81とM82のペア銀河です。
しし座のトリオ銀河(M65-66-NGC3628)も昇ってきます。
写真だとハッキリ見えてきますが、眼視では40cm望遠鏡でも慣れていない人には見えないこともあり、以前は春の観察会は少し気が重かったのです・・・
でも最近は上のような画像をリアルタイムに見ることができるようになって、望遠鏡であまりハッキリ見えなくても、今これを見てるよ~・・と説明ができ、ゲストも何となくみえたような気がする~・・という方向に持って行けるようになりました。
ちなみに上の画像は昨日・今日の観察会のときにその場で撮像してご覧頂いたもので、ハイブリッド観察会の活きる季節と言えます。