今日は曇り一時雨の天候
さて少し間が開きましたがスタパの自動導入赤道儀の紹介を進めます
今日はスカイウォッチャーの自動導入架台AZ-GTiです
この架台、本来は経緯台式の自動導入機です
ファームウエアのアップデートにより赤道儀と経緯台どちらでも使えるようになります
(アップデートの記事はこちら)
ただし一度アップデートしてしまうと経緯台使用時にホームポジションの位置が変わってしまい元に戻すのは少しややこしいようです
このためアップデート後には赤道儀専用として使った方が良いかも知れません
また赤道儀として快適に使おうと思うと、バランスウエイト軸とウエイトのセット、赤道儀用の微動雲台が欲しくなってしまいます
ウエイト軸はズンギリの12mmボルトでも代用できますが、微動雲台は専用とも言えるケンコーのスカイメモ用が便利です
ただしAZ-GTi本体+三脚にウエイトや微動雲台を買い足すと結構な金額になりますし
そこまで投資して自動導入赤道儀を入手しようと考えるなら現状ではスカイウォッチャーの自動導入赤道儀Star Adventurer GTiを購入してしまった方が精度も安定度などの面で格段にお奨めになってしまいます
とは言えすでにAZ-GTiを所有しているとか、とにかくシステムを軽量化したいという場合には決して悪手だとは思いません
私の場合はワンランク上にOnstep化GP赤道儀が誕生してくれたので、特に軽量化に特化したシステムで使用する位置づけで活用したいと考えたわけです
というわけで超軽量級鏡筒との組合せでサクサク使う用としています
どこのメーカーのCMOSカメラでもSynscan+SharpCap+Stellariumの組合せでプレートソルビング機能により自動導入ができますし、ZWO社のCMOSカメラと組合わせればASIAIRでの運用も可能です
いずれの場合でも極軸合わせがかなりラフでもプレートソルビングでピタリと自動導入してくれます
ASIAIRとの組合せでは(ピント調整以外)電視観望入門用のSeestar-S50なみのお手軽さで運用できますし、
使用するCMOSカメラや鏡筒にもよりますが、だいたいはSeestar-S50に勝るとも劣らない画像をたたき出してくれます
8万円台のSeestar-S50より3倍前後の総価格になるので比べるのはコクですけれどね・・・