今日のスタパは終日雨模様でした
さて3月に3cmファインダーを電子ファインダーに改造した記事をアップしたのですが、3cmのファインダーだとさすがに少し力不足という感じがしていました
組立天体望遠鏡や5cmミニスコでの電視観望をしてみて、やはり5cmくらいあった方がある程度迫力のある電視観望ができそうだという気がしています(今話題のSeestar-S50も口径5cmだし・・)
5cmミニスコの場合単独で電視観望なら問題ないのですが電視ファインダーとして活用するためには主鏡との光軸調整用微動雲台を準備しなければならず少し大げさになってしまいます
そこで通常の5cmファインダーを何とか改造できないかと考えたわけです
この接眼部にうまくCMOSカメラを取り付けることができれば、主鏡側のファインダー取付代座に簡単に取り付けることができて好都合です
ファインダーの接眼部内側には48mm径のネジが切ってあり工夫すれば取付けできそうです
ただしネジではめ込むためにはファインダー側の焦点調整範囲が小さいことを考えるとかなり寸法的にシビアであることが分かりました
ファインダーの鏡筒端にCMOSカメラがピッタリ着くくらいに取り付ける必要があります
例によってジャンクBOXをゴソゴソ漁って見つけたのがこの組合わせ
SVBONYで入手したM42延長リングセットのひとつ延長筒の外周に滑り止めのギザギザが付いているのですがこの外周が、鏡筒の内側にシンデレラフィット!!
ほとんどガタがないのですが防水テープを巻いてキツキツにはめ込むようにしました
M42→M31.7アダプターを介して31.7径のスリーブを付け先端にUV/IRカットまたはQBPフィルターなどが取り付けられるようにします
組み上げるとこんな感じでとてもコンパクトに仕上がります
3cmの電視ファインダー(左)よりは一廻り大きくなりますが、5cm(f300mm)のミニスコ(右)よりはだいぶコンパクトになります
とりあえず5cm二眼ハイブリッド観望用に組んでみて光軸調整などの使い勝手を確認しました
またもや、電視だけでなく、眼視ができないとイヤ、赤道儀でないとイヤという頑固オヤジ向けセットです・・・