Sequator(セクエータ-)で星景写真のノイズを低減 その3

今日は雨降りの一日

先日から星景写真の処理にSequatorを使い始めているのですが、ようやく何とか使いこなせるようになって来ました

上は未処理で下は16枚の画像を重ね合わせています

SNSにあげるレベルの解像度だと見た目は(拡大して見ても)ほとんど違いが分からないかも知れないのですが等倍拡大で見るとその差は歴然です

背景のザラザラ感が大幅に軽減され、微光星がたくさん写っているのが分かります

16枚も重ねるとさすがに地上風景の範囲が少し変わります

4枚くらいの重ね合わせでもよほど拡大しない限りかなりノイズが減りなめらかな画像になります

Sequatorを使用する上で特に重用なのが撮影の最後にダーク減算用の「ノイズ画像」を忘れずに撮影することです

慣れていたい方には難しそうに聞こえるかも知れませんが、ようはキャップを閉めて(光が絶対入らないようにして)星景を写したのと同じ設定を1枚撮影するだけです

ただレンズキャップを閉めただけでは光が入り込むことがあるので、キャップの上から黒い布などをさらに被せるなど注意が必要です

「ノイズ画像」撮影はセンサー温度が等しい本撮影直後が望ましいですが、センサー温度が大きく異ならなければあとからでも大丈夫です(もちろんシャッタースピードとISOは同じでなければなりません)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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