AZ-GTiでSynscanとSkySfariを繋ぐ

今日はゆっくり台風の影響でほぼ終日雨の一日

さて昨日紹介したもう一つのポン・パッ・サッ「セレストロンC5+AZ-GTi(赤道儀仕様)」

ここしばらくノートPCに繋いで電視観望メインだったのでスマホやタブレットで自動導入の使い方をしていなかったのが災いして繋ぎ方がよく分からなくなってしまいました

PC経由だとARPACA接続が通常になっているのでもとの繋ぎ方に戻すのに少し手間取りました

備忘録として接続の手順をあげておきます
(以下は眼視メインで導入精度二の次のナンチャって自動導入の手法です)

まずは架台とWi-Fi接続してSynscanで接続、鏡筒をホームポジションにしてファインダーで北極星が中心近くになる程度の極軸合わせをしてアライメントまでをすませます
(北極星が使えない場合は方位磁石と傾斜計などを使用します)

次にSkySfari(ver.7Proを使用)を立上げ、設定から天体望遠鏡-プリセットを選択

ステップ1/5で「その他の接続」を選択します
(私はここしばらくアルパカ接続をしていたのでここで躓いていました)

ステップ2/4(?)に進むと対応架台のリストが表示されるので「SkyWatcher SynScan」を選択

ステップ3/5で「自動導入赤道儀(ドイツ式)」を選択

ステップ4/5で IPアドレスに「127.0.0.1」を、ポート番号に「11882」を入力する

入力後「接続を確認」をクリックして接続できたかを確認する

ステップ5/5で接続内容を確認後プリセットを保存する

望遠鏡プリセット画面で登録した機器にチェックが入っていることを確認

メイン画面に戻り ①「望遠鏡」アイコンをクリックして ②接続ボタンをクリック

メイン画面上に ①望遠鏡制御パネルが表示され ②ターゲットアイコンがアライメントした対象(ここではベガを使用しています)に重ねれば正常稼動していると思われます

これで自動導入が完璧に動くわけではないですが、それらしい横行に向いたあとで光学フィンダーを使って(手動でも電動微動でも良いので)導入して「同期」してあげれば、近くにある対象についてはそこそこの精度で導入できると思います

眼視用の導入支援ならこの程度でも充分使えると思っています

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天文関係, 望遠鏡・機材 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください