今日もすっきりしない天候の一日
実天での星見が全然できないのでいい加減ネタ切れ気味です・・・
というわけで(?)今日は商売道具であるLEDポインターの改造ばなし
実際の空で星座の解説をするときに「あの星が・・」と指さしてもなかなか分かってもらえません
上級の星空案内人の中には手尺(手を伸ばしたときのゲンコツの巾や手のひらの大きさ)で星の離角を説明しながら星座を解説できる方がいるのですが、ゲストの数が多かったり集中力が続かない状況では指向性の強いライトで指し示した方が手っ取り早いことが多いです
一時は高出力のレーザーポインターが使われることが多かったのですが昨今では規制が厳しくなっているので使用が推奨されません
スタパでは以前から指向性の強いLEDライト(こちらのフレネルレンズタイプのような)を使用したり、乗用車のプロジェクター式ヘッドライト用レンズを用いて改造品(下)を作って対応しています
通常のレンズ式のLEDライトでもわりと明るいものがあって何とかポインターとして使えるもののあるのですが、今ひとつ照射角が細くない傾向が強いです(こちら)
この辺を弄くり回しているうちに、これに上の改造品のレンズを付け替えたら良いかも・・と思い付きました
と言うことで早速レンズを取り外し
ヘッドライト用レンズの移植
少しスペーサーを追加してシンデレラフィット!
フレネルレンズタイプよりもさらに狭角になり、明るさも遜色ないです
分厚いレンズと金属製のレンズセルを使用しているのでズッシリ重いのが難点ですが
長時間の星座解説であればそれほど負担ではなさそうです
手持ちの星座解説解説用LEDポインターとしては最高性能と言えます