今日は薄曇りな一日
先日のAM5赤道儀でのオートガイドテスト撮影のおり突風に煽られたのかスタック画像にひどいガイド不良が1点だけありました
しし座のトリオ銀河ですが、今回の一連の撮影では全ての撮影データをUSBメモリに保存する設定にしていました
先日紹介した「アンドロメダ銀河かんたん撮影マニュアル」を見ると撮影データをUSBメモリに保存しておけば、スタック不良があっても、あとから不良画像を取り除いてスタック処理をやり直すことができる旨の解説がありましたので試してみることにしました
まずはASIAIRを起動してメモリー操作の画面で「Images Management」タップします
下の画像の画面下にある Live > Light> M65 というように撮影データの入っているフォルダーを開きます(今回トリオ銀河を導入するときにM65から入れているためフォルダ名がM65になっています)
少し面倒なのですがこのフォルダのデータを一つ一つ確認してガイド不良の画像を探します
ここでガイド不良の画像を削除しても良いですし、あとで取り除けるようにファイル名を記録しておきます
次にまたメモリー操作画面に戻り「DSO Stacking」を選択します
「Selected Lights」の右端の「+」マークをタップ
またM65のフォルダを選択して、ガイド不良画像と既に作成されたスタック画像以外を選択します
DSO Stacking の画面に戻り左下の「Stack」ボタンをタップするとスタックが始まります
少し時間は掛かりますがASIAIR内で処理が終わりガイドエラーの無いスタック画像が出来上がります
もちろん撮影した画像が全部保存されていればPCに取り込んでステライメージなどの画像処理ソフトで処理しても良いです
現場で手軽に処理できるというめんでこの方法は便利だと思います