今日は終日雨模様の一日でした
さてさて、スタパに新しく迎えた口径114mmのニュートン反射鏡筒、この子かなりのじゃじゃ馬・・・(まあ予想はしていたのですが)
天気の悪い日にはボチボチと改良を進めます
斜鏡のセル周りや調整ネジを加工したりしてようやく光軸合わせのスタートラインに付いたのですが、焦点距離が500mm(F4.3)とかなりの短焦点なためケラレの少ない焦点像とするためにはかなり大きな斜鏡が必要になります
現状斜鏡短径が32mmなのですが、これだと計算上はほぼ光軸中心以外は100%の光量が得られません
せめてASI585MC(1/1.2”センサー)の四隅の周辺減光が目立たないくらい(90%)にするには最低でも斜鏡短径35mmが必要です
ほとんど使用していない150mmニュートン反射が手持ちにあり斜鏡短径が35mmだったためこれに換装しました
上は換装後に短径32mmの斜鏡を乗せてサイズの違い(3mmなのでわかりにくいですが)を見たところです
ニュートン反射あるあるで、接眼部のドロチューブを一番内側まで入れるとドロチューブの内側先端が中に入り込みすぎ主鏡に被ります
通常の接眼レンズで眼視観察するときにはある程度繰り出した位置で合焦するので実害はないのですが、一般のCMOSカメラ(接眼アダプターの後方にセンサーがあるタイプ)では繰り出し量がわずかなため干渉の恐れがあります
ドロチューブを分解して可能な範囲で切り詰めることにしました
まずはパイプカッターで外周に繰り込みを入れます
ラックギア部が邪魔をするので完全には切れないので、金ノコで切り飛ばしました
切り口がガタガタなので追々調整しますが、とりあえずほんの少し繰り出せば干渉しないところまで切り詰めることができました(続く)