今日は日中雲多めでしたが、午後から強い風が吹き夜になって雲が晴れてくれました
風は強いままでシーイングはグラグラで、気温もかなり下がって寒いです
さて、スタパに新しく迎えた口径114mmのニュートン反射鏡筒
昨日の各種鏡筒テイスティングでミラーが汚れているのと光軸調整が完璧でないのが気になりました
かなりじゃじゃ馬ですが本来の性能が出るように何とか試行してみることにしました
まずは分解
主鏡にはホコリが少し積もり、少し曇った感じがしますし斜鏡も少し曇っています
そこで水洗い
流水を充分にかけたあと薄めた中性洗剤をかけて指先でソッとスルスルこすります
その後また流水で充分に濯ぎ、最後に精製水をサラサラとかけて立てかけます
残った水滴はブロアーでシュポシュポ吹き飛ばします(それほど神経質に全部を吹き飛ばさなくても精製水は水垢が残りません)
パソコンで主鏡径と同じ円を描いて印刷し、円の中心に穴を開けて主鏡に被せてセンターマークを付けます
スッキリさっぱりの主鏡と斜鏡
もとに組み直してひたすら光軸調整
主鏡にセンターマークを付けたおかげでかなり合わせやすくなりました
結局最後は恒星で最終調整をしましたが、コントラストや解像度などがだいぶ印象が変わったように感じます
ミラーの洗浄や光軸調整などやはりニュートン反射式は初心者にはハードルが高いと改めて思いました
小さいF値は魅力ではあるのですが、個人的にはシュミカセ、マクカセなどの補正レンズが前面に付いているタイプが好なのだと再確認しました