スペース10がやって来た その6(完)

今日も終日良い天気でした

GWも半ばですが今年は後半集中型で明日まではわりとゆったり営業中です

さてここへ来て断捨離そっちのけで増えた望遠鏡たち、少しずつ実戦投入に向けて整備中ですがスペース10がだいぶイイ感じに仕上がりました

その5で紹介したように純正のヘリコイドによる合焦調整を行うたびに光軸が狂うので、外付けのヘリコイドにより合焦を行う方式に変更しました

昨晩は天候に恵まれたので輝星による光軸調整と実際の天体の見え具合を確認し、今晩は月や木星も対象として最終確認をしました

同時に斜鏡を交換したニュートン反射(D114/f500mm)といろいろ整備中のD76/f300mmの見え具合も確認しました

今日時点の結論としてスペース10は30倍~200倍くらいまでわりと気持ちよく観察に使うことがわかりました

シュミカセなのと古い望遠鏡なのでコントラストがやや低めです

6cm屈折以上8cm屈折未満といった感じで、口径10cmと思うと少し残念ですがコンパクトさを考えれば合格ラインかと思います

ニュートン反射D114/f500mmのほうはスペース10より口径が大きく低倍率が得意なので星雲星団系には向いている感じですが、やはり主鏡が球面鏡であるため高倍率には全く不向きで、50倍くらいまでが限界のように感じました(50倍で見る月はそれなりに綺麗でしたが・・)

ちなみに今日の月です

オマケでD76/f300mですが、どうも斜鏡の位置が主鏡側に寄りすぎていて正確な光軸合わせができない構造になっています

そのためせいぜい15倍くらいまでが限界です

うまく改造できないか検討中です

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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