今日は終日好天となり絶好の行楽日和でした
上弦の月も綺麗でした
さて3月の星空案内人シンポジウムでT氏が提案されていた「サクッと星空観察会」(=流しの観察会)に感化されて、いろいろ望遠鏡を組み替えたり、トラバースを入手したりとあれこれやった来ました
初めは手動式の経緯台でセットを考えたのですが、やはり自動導入・自動追尾が欲しくて結局トラバースを導入しました
でもいざトラバースを使い始めてみると、意外にアライメントが面倒
面倒なうえに導入精度はそれほどでもなくて、微調整が付きものだし、次々にいろいろな天体を観察しようとすると導入スピードが少しかったるく感じてしまいます
自動追尾をしてくれるのはありがたいのですが、スマホでの微調整は寒いときには(指が冷たくて)かなり辛いものでした
「流しの観察会」なら自動導入が必要なほどの天体を観察することはほとんど無いはずなので、導入は手動で自動追尾してくれる架台があれば好都合と考えました
赤経モーター付の赤道儀を使うのが素直な手法ですが、軽さが命の「流し」として赤道儀を使うのはかなり厳しいかなと感じつつ引っぱり出してきたのがこちら
スカイウォッチャー社のAZ-EQ AVANTですが、スタパのは純正の極軸調整架台を取り外しカメラ三脚に取り付ける仕様になっています
AZ-EQ AVANTは簡易的な赤経モータードライブをオプションで取り付け自動追尾ができるようになっています
単三乾電池2本で動く仕様ですが、スタパのは外付けのモバイルバッテリーで動くように改造しています
また軽量化のためバランスウエイトはM8の長ナットをウエイト軸として1kgのウエイトを取り付けています
鏡筒はトミーのファミスコ60の対物レンズを口径6cm用の金属製鏡筒に移植したものを使用します
D62mm/f400mmですが一応セミアポなので同等サイズのアクロマートレンズよりもかなりスッキリ見えます
スリック製の古いカメラ三脚と組合わせて総重量約4.5kg(天頂ミラー・接眼レンズ込み)でモードラ付の赤道儀としてはかなり軽量なほうだと思います
ファインダーはありませんが、40mmの接眼レンズを使えば10倍なのでそれほど困ることはないです
100倍でも充分スッキリした星像を見せてくれるのでいろいろ楽しめそうです