流しの観察会セット 再考 その2

今日は日中薄曇りの一日でしたが薄明終了後に少しだけ晴れて月が見えました

その後また曇ってしまいました

さて昨日紹介した「流しの観察会セット 赤道儀バージョン」ですが、実天での確認をしました

写真左がファミスコ60改(D62/f400mm)をAZ-EQ AVANTに載せた赤道儀バージョン

見えかた参照用に中央がスペース10(D100/f1000mm)、右がETX-90(D90/f1250mm)を用意しました

ファミスコ60改は口径60mmとはいえ一応セミアポクロマート仕様の対物レンズのようで、眼視で観察している範囲では色収差があまり気になりません

口径の大きなスペース10やETX-90と比べると光量の面ではやや不利なのですが、解像度の面ではかなり健闘している感じです

ふたご座カストル、しし座アルギエバ、おとめ座ポリマといったわりと離角の小さな二重星が80倍であっさり分離しますし、125倍で見た月は明るさの面で負けますがETX-90に迫る解像度でした

短焦点なので低倍率から高倍率まで広い範囲をカバーできるのも強みです

モータードライブと赤経微動のクラッチ周りのかみ合わせに少しクセがあって、うまく使いこなすのに少し慣れが必要ですが、高倍率でも放置できるのもありがたいです

総重量4.5kgなのも◎です

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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