今日は晴れのち曇り、薄明終了くらいまでは晴れていたのですけど・・・
さてネタ切れ気味なので、今日は私が星や宇宙に興味を持ち始めたルーツを紹介したいと思います
私の世代というのは少年期にアポロ11号が月面着陸を成し遂げたのを目の当たりにして天文・宇宙に興味を持った人がとても多いです
おかげで私が学生の頃にはあちこちの学校で天文部が盛んに活動をしていました
また同世代にやたらと天文関係の仕事をしている人が多かった気がします
私自身、決定的に方向付けられたのはアポロ11号なのですが、実はその前から兄の本棚に置いてあったこちらの本を借りては天文学の世界に想いを馳せていたのでした
日本の天文普及の草分けともいえる野尻抱影さんの著作で「天体と宇宙」という子ども向けの解説書です
昭和38年(1963年)刊行の書籍で、私は1966年(小学5年生くらい)のときに兄から借りて読んでいたと思います(その本が未だに手元にあります)
そんな下地があったので、アポロ11号の月面着陸を固唾を呑んで見守っていたのだと思いますし、その後望遠鏡を買ったり、天文部に入ったりしたのだと思います
兄からは「おまえが星を好きになったのはオレのおかげだといわれています


スタパオーナー様
私が天文に興味を持ったのも、4回前の土星環消失の年
1966年なので完全に同一世代ですね。
初めての天文書は、父が東京へ出張したときに買って来てくれた
玉川児童百科事典「宇宙・科学史」で夢中になって読みました。
その中で紹介されていた、スティファンの五つ子やクエーサーが
こころに焼き付いたのか、今でもデープスカイファンでいます。
アポロ11号の月面活動の生中継は、中学校の昼休みに、理科室の
TVを一人で見ていた記憶があります。
天文雑誌のフォトコン作品の撮影者にも同世代の方々が多いようですね。
大石さま
少年の頃の記憶というのは歳を重ねても鮮烈に残りますね。
それだけにこの業界に同世代のかたがたくさんいて、一度この趣味から離れても余裕のある年齢になって戻ってくるかたが多いのかも知れません。
オーナー様、こんばんは
私もおそらくオーナー様と同年代かと思います。
きっかけはアポロ11号、最初はとにかく月のクレーターと土星の輪が見たくて玩具のような4cmニュートンから始まり、ミザールからアストロ、タカハシへと発展してゆきました。
その中でいまだに忘れられない機種があります。五藤光学のテレパックと言う5cm屈折経緯台です。経緯台が藤色でなんとも美しい望遠鏡でした。欲しくて欲しくて仕方ありませんでしたが、アストロの10cm反赤と競合した結果、諦めました。いまだに懐かしい思い出です。
小澤さま
「五藤のテレパック」 何とも懐かしいですね。
私は高校の天文部で使用していました。
あの頃は国産の望遠鏡会社がたくさんあって、いろいろな選択肢があって、今より初心者が手を出しやすい製品がたくさんあり愉しい時代だったと思います。
おー!オーナー様は天文部でお使いになっていたのですか。素晴らしい。
当時、五藤光学といえば、アマチュアの使う望遠鏡の中で最高峰のメーカーでした。
そんなすごいメーカーが作った5cm(確か6cmの機種もあったかと)の屈折経緯台ということで、非常に興味を持っておりました。
おっしゃるように当時は本当に数多くのメーカーから色々な機種が出ていましたから、星の好きな小中学生にとってはとても幸せな時代だったのですね。