今日は夕方まで雲の多い晴れ。
庭がキレイになったのでおかみがいろいろ企んでいます。
今日はおかみ積年の目標、自家製(?)コキアの植え付けをしたようです。
数年前からコキア(ホウキグサ)をたくさん育てたいと試しているのですが、なかなかうまく行きません。
昨年うまく行かないながらも少しだけ種を落としてくれて自生した芽を大事に育てて移植しました。
赤いホウキグサになるか楽しみです。
さて昨晩のお気軽電視観察のスタイルを紹介しておきます。
先頃入手した自動導入経緯台AZ-GTiにUBUNTU(LINUX)のPCをUSB接続し、プラネタリウムアプリKstarsで制御する方式です。
光学系はセレストロンのC5(D127mm/f1250mm)+0.33RD(実質F3.6/459mm)にCMOSカメラ(QHY5LⅡ-C)を取り付けています。
先日レストアしたポータブル電源も使います。(PCも架台も3時間くらいはバテリーで稼働可能ですが念の為・・)
お気に入りの屋外用座布団も使います。(ズッと立っているのも疲れますし、気軽に膝をついて機器の操作ができるのも楽です。)
はじめに鏡筒をだいたい北の水平に向けて、電源ON、KstarsでPC接続して適当な天体にスリュー、動きが止まったら(導入できているわけが無いので)プレートソルビングを実行すれば自動導入が可能になります。
上はM57(リング星雲)を導入したところです。
予めある程度ピントを追い込んでおく必要がありますが、機嫌がよければサクサクと天体が導入できます。
今となってはかなりロートルのCMOSカメラですがそこそこ使えます。
下はM51(子持ち銀河)です。
月明かりがありましたが、わりと条件の良い時に40cm望遠鏡で眼視観察したときよりも良く見えている感じです。
電視だと星雲・銀河は小さな望遠鏡でも充分に楽しめるので、お気軽観察にはもってこいです。
散開星団や二重星はやっぱり生の光で見た方がキレイです。
UBUNTUのアプリCCDcielでスタックが可能です。
WindowsのSharpCapほど多機能ではないですがそこそこ使えます。
KstarsとCCDcielがINDYサーバー経由でひとつのCMOSカメラを共用可能なのでアプリの切換に気を使わずにそのまま使えます。
機嫌を損ねるとはじめからセッティングを強いられるのですが、少しずつご機嫌のツボを外さないコツが分かって来ました。
ASIAIR-Proを用いればさらに手軽に安定して使えるとは思うのですが、AZ-GTiと組合わせるためにはAZ-GTiを赤道儀モードで使えるようにファームウェアを入れ替えなければならないとか、ZWO社のCMOSカメラに縛られるという問題もあるので思案中です。
(もう一個くらいZWO社のCMOSカメラが手元に降ってくればね・・)
オーナー様
もうすっかり使いこなされていますね。
QHYの同じカメラ私も所有しておりましたがlinux環境では長らく不調で使用していませんでした。(初期の頃は良かったのですが、メーカーからのSDKが不十分だったようでかなり不安定でした)
記事を拝見するに使えるようになったようなので私も再度活用しようと思います。
情報ありがとうございました。
T-Studioさま
まだまだ地雷がたくさんあって、再起動することが多いです。(ハハハ・・)
QHYのカメラ、実は先日までうまく動かなかったのですが最近になって試したら普通に使えるようになっていました。
何か見直しがあったのでしょうかね?
オーナー様
QHYやZWOはユーザーが多いので開発者が結構頻繁にアップデートしていますね。
ただ、メーカーによってはSDKの出来が悪く、トラブル情報を元に開発者がSDKに不足する部分を独自に補っているような状態です。
QHYは初期はLinuxへの対応が非常に良かったのですが、ある時期から完全にWindowsにシフトしてしまいLinux環境が放置状態でした。
日本では未発売ですが、QHYもASIAirProのようなコントロールボックスを発売しましたのでLinux環境の見直しがあったのかもしれません。(ドライバはASIAirPro同様INDIだと思いますので)