今日も曇り時々雨の天候。
今日は外作業ができるタイミングが掴めないのでPCで資料作り。
昨年の1~2月頃にこのブログで連載していた「ポルタの教科書」というビクセンのポルタⅡA80Mfの詳しい入門向け解説記事を1冊の資料にまとめて見ました。
全24ページにもなって結構なボリュームになりました。(上の画像をクリックするとPDF版がご覧頂けます。)
ポルタシリーズは2005年から販売されている製品です。
時代が変わり自動導入や電視観察が当たり前にできるようになってきているのですが、それでも基礎からしっかり星空観察に取り組みたいという方には未だにお勧めの機種だと思います。
ポルタⅡA80Mfの購入をお考えの方や、購入したけどまだ使いこなせていない方には参考になると思います。
久しぶりです。
いきなりですが、ポルタⅡ A80Mfを売却します。
あまりにも土星と木星が、見えなさ過ぎるためです。
① 私は昔から近眼です。使い捨てコンタクトレンズ使用です。しかしながら、矯正視力は両眼とも1.2です。乱視もありません。
眼科で確認済みです。
② ポルタⅡ A80Mfについて。
ファインダーがすぐズレる。木星と土星を見た後、庭から部屋に戻しただけで、
翌日ファインダーを合わせ直す必要あり。
また、微動ハンドルがすぐハズれる。
③ 多くの個人の天文サイトに載っていますが、眼が慣れると惑星の模様が見えてくる。
疑問あり。最初見えないものが、後に生って見えてくる。そんなことはないと眼科の先生に言われました。
もちろん天体観測の事も話しましたが。
④ 木星と土星は、計20回見ました。
しかしながら、6センチの見え方でした。
中国製のためか、アマゾンレビューをもっと参考にするべきだったか。
追伸。
アマゾン価格は38000円。
アイピース追加購入で、2000円。
計 40,000円。
大口径に深入りせず、良かったというべきか。
ブルースさま
これまで10台以上のポルタⅡA80Mfに触れ、使用していますが見え味とファインダーについては明らかにおかしいと思える個体に当たったことはありませんでした。
OEM先は中国でも大手の望遠鏡会社で最近ではかなり品質も安定しているように聞いているのですが残念なことにハズレを引いてしまったのかも知れませんね。
ファインダーについても常時3~4台のポルタⅡA80Mfで出前観察会の都度鏡筒から取り外し・装着を繰り返していますが、再現性が高く大きく狂ってしまうことなく使用していますので、屋外から持ち込んだだけで狂ってしまうのは何か部品が欠品しているのかも知れません。
微動棒についてはポルタ式架台の最大の弱点で、着脱の時に少しでも微動軸の平らな部分と微動棒側のポッチ目印の位置が異なるところで無理に押し込むと固定用バネを痛めてしまい、その後簡単に脱落するようになります。
A80Mfとの組合わせで使用するのに短すぎるという問題もあるので、私個人としては「ポルタの教科書」の中でも紹介していますが純正より少し長いネジ止め式の微動棒を推奨しています。
眼の訓練により惑星が良く見えるようになるかという問題について、眼科医のドクターと論争するつもりはないのですが、私も含め実際に多くの方が経験されていることなので何とも申しようがないですね。
ネットオークションでの売却をお考えとのことですが、架台は他の鏡筒でも使用できる汎用性の高いものです。(微動棒の問題はありますが・・)
ポルタⅡA80Mfの中古相場は2万円前後、架台のみで15000円前後かと思います。
この先別の望遠鏡の購入をお考えなら鏡筒だけ売却という選択肢もあるかも知れません。