久々にラプトル50(改)で遊ぶ その4

今日スタパ周辺は梅雨空、曇りのち雨です。

そんな天候なので(?)ラプトル50(改)の改造点今日が最後です。

昨日は鏡筒バンドについて書いたのですが、スタパはこの鏡筒バンドにミザール製(多分?)のアリガタ金具を介して架台に取り付けるようにしています。

鏡筒バンドを直に架台にねじ止めすることは可能ですし、アリガタ金具を介さない方がバランスの面で有利出すが、このアリガタ金具なかなかの優れものなのです。
(以前の星まつりで入手したもので現在では手に入りにくくなっているかも知れないのですが・・・)

鏡筒バンドを取り付けるためのビス穴は当然として、カメラ三脚取付用のカメラネジも切られています。(さらにこれの旧タイプでは3/8のカメラネジも付いていました。)

このためアリ溝式の架台に取り付けるのはもちろんのこと

カメラ三脚にも取り付けできるので汎用性が格段に向上しますここまで改造が進むとどこがラプトル50?・・という感じもしますが、この先(天候にもよりますが)いろいろ活用したいと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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久々にラプトル50(改)で遊ぶ その4 への2件のフィードバック

  1. 小澤利晴 のコメント:

    オーナー様、
    おっしゃるようにラプトル50、60は、初心者用として終わらせるのは勿体無いです。
    オーナー様ご紹介の様々な改造は、その後ずっと使い続けるためにとても良い例になると思います。

    もともと小口径屈折として必要十分な性能を持っている鏡筒ですので、バンドとプレート、ファインダーがあるだけでもグッと使い易くなります。
    今回オーナー様には、細い鏡筒にやや太いバンドを合わせる方法なども紹介して頂き、これはとても役立ちますね。

    ただ、あくまで私の持論ですが、メーカーさんには多少値段が上がっても光学ファインダーが付属しているものを販売して頂ければなと思います。現状のままでは、市街地でオリオン座大星雲を導入する事も特に初心者では困難でしょう。子供でも、月や明るい惑星だけでなく、オリオン座大星雲を望遠鏡で見えれば嬉しいはずです。せっかくこれだけ光学系が優秀なのですから、望遠鏡の能力を目一杯引き出してあげたいものです。

  2. スタパオーナー のコメント:

    小澤さま
    ラプトル50、60はこの価格帯としてはたいへん良くできた望遠鏡です。
    価格を考えると気楽に改造やカスタマイズができますので、そういったた楽しみかたにも気付いて頂けたらと思って記事にしました。

    ファインダーについてですが、もちろんしっかりした光学ファインダーが付いていれば、小澤さまがおっしゃるように用途(観察対象)が大きく広がるので、コストのことを考えなければ付いていた方が良いです。

    ただ従来の入門機に付いていたファインダーはとても見え味が悪く、覗きにくく、すぐにズレるし、再現性もない物が多く、これで躓いてしまう初心者が多いのも事実でした。

    スタパにご自分の望遠鏡を持ち込む初心者の多くがファインダーを使いこなせていませんでした。

    そんなに使いにくい物ならむしろ無くした方が初心者に優しいのでは?と言う発想で作られたのがラプトル50、60だと思います。

    ラプトル50、60の覗き穴式簡易照準は下手なファインダー遙かに使いやすく、高精度で、調整も不要です。

    コストを抑えながら基本性能を充実させる発想の転換だと思いますし、最近流行のドットサイトファインダーよりも使い勝手が良いと思います。

    ドットサイトファインダーがメーカー純正の付属ファインダーになっている製品も多いので、光学式ファインダーを必要としないユーザーが多いのも実情かと思います。

    光学式ファインダーがあれば便利なことは承知の上で、でもソレは次のステップで、というのがスコープテク社の考えなのではないかと思います。(ラプトル50、60の上位バージョンアトラス60ではオプションで光学式ファインダーが追加できるように取り付け座が付いています。)

    そういう意味ではラプトル50、60にもオプションで光学式ファインダーが後付できるようなオプションを作ってくれると嬉しいですが、商売として成り立つかどうか難しいような気もします。

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