今日は曇りのち雷雨な一日。
ようやく梅雨か明けたかと思わせる不安定な天候です。
さて先日スタパにこんなのがやって来ました。
スリービーチの超望遠レンズBIG88DA(800-1200mm/F9.9-14.9)です。
実は送料込み5千円で落札したジャンク望遠鏡の中に同梱で送られてきました。
出展者に「これは?」と確認したところどうも断捨離中だったようでどうぞお使い下さいとのことでした。(これだけでも5千円以上で落札されることが多いのでとても得をした気分です。)
マイクロフォーサーズのOM-1を装着すると(開放のみの完全マニュアルレンズですが)、換算1600~2400mmというチョット異次元な超々望遠レンズになります。
2群4枚のレンズ構成、アクロマートの対物を2枚構成のバローレンズで引き伸ばし、後群レンズと撮像面までの距離を可変できる構造にして焦点距離を800~1200mmに可変させます。
レンズ構成が単純なので普通のカメラレンズよりもコンパクトでない代わりにヌケが良いという設計思想(のはず・・)。
鏡筒前玉を回転させてピント調整、絞り排除、もちろんズーミングでピント位置が大幅に変わるという一切の無駄を省いた設計で低価格を実現しています。
このためピントの調整幅がとても広く、何と焦点側に正立プリズムを付けてフィールドスコープとして使うこともできてしまいます。
とは言えスリービーチ・・・・
性能を期待すると残念な思いが充満すると思うので、薄目を開けて見るくらいにして使ってみたいと思います。(続く)
オーナー様。
スリービーチで反応するのは僕たちの世代ですね。
スリービーチ、ダウエル、パノップと、当時の自作派のマニアたちの御用達メーカーでした。
スリーコールスーパーミラーなんて、実際性能はどうだったのでしょうか。
ダウエルの赤道儀は、結構良いものだったとか言う噂もありますが。
ともかく今、このようなものが手に入るとは、奇跡に近いですね。
なんでも鑑定団という番組がありますが、望遠鏡部門というものがもしあれば面白いですね。このようなレトロで希少なものにどのような評価がつくか、興味がつきません。
小澤さま
スリービーチの超望遠レンズは何タイプかあるのですが、オークションなどではまだかなりの玉数が流通しています。
結構綺麗な月の作例を添付していたりするので少し心動くものがあり、何回かポチりそうになっていました。
たまたま今回オークションのオマケで頂いたので、ポチらなくて良かったと思っています。
とりあえずとても廉価に「~のようなもの」を入手して遊ぶためのネタとしては価値あるものだと思います。(笑)