今日は曇りのち晴れ。
今夜はタカハシFC65でお月見のほかメジャーな天体を幾つか楽しみました。
実は今日使ったFC65、先日の星フェスでドナドナの予定だったのですが、少々難ありなこともあり手放さずに終わりました。
少々難有りといっても観察や撮影に実害がないレベルにレンズがわずかに曇っている状態。
手元に残ったのも何かの縁と考えこの先も使い続けることにしました。
いつも月を撮影しているラプトル50(改)より少し重くなりますが、コンパクトで明るく使いやすいサイズです。
今夜は倍率を変えながらしばらく月を観ていたのですが、色収差のないスッキリした見え味はとにかく気持ちがよいです。
オーナー様、
タカハシの6、5cmは、歴史がありますね。
私が中学生くらいの頃、タカハシから6、5cmセミアポクロマートが発売されました。
それまでアクロマートしか知らなかった私にはカルチャーショックそのものでした。
それからしばらくしてフローライトになって、さらに口径が拡大されてシリーズ化し、今に至ります。
このFC65は懐かしいですね。
それにしてもタカハシの鏡筒の値段はすごいですね。
今、タカハシの6cmフローライトの最高峰に、FOA60Qという鏡筒がありますが、これは笑いが出るほどすごいです。口径6cmの鏡筒の値段としてこれ以上のものはあるのかなと。これはほとんどゼロ収差でタカハシの望遠鏡になかで最もシャープな鏡筒とメーカーは謳っています。
私自身はこのような製品の存在はより高いものを目指すマニアの方にとってはありがたいものだと思いますし、存在価値があるとは理解しています。
その意味で、実際にこの鏡筒で星を見た人の感想を一度聞いてみたいと思います。
小澤さま
アポクロマートの新製品の価格にはなかなか手や足が出ないですね・・・(笑)
それでも一度アポ鏡筒を使ってしまうと、同じ性能だとやたら長くなって、同じ長さだと色収差ガキになるアクロマートに戻るのが何となく気が重くなります。
うちのFC65は少しレンズが曇っているのですけれど、見え味は素晴らしくWO社の66mm/f388mmアポよりも確実に良く見えますし月を撮っても良く写ります。
80mm/f400mmの短焦点アクロよりも最微星が暗いほどで、実用上はあまり問題無く使えます。
WO社の66mmアポと較べると光学性能の安心感は高いのですが、携行性が悪く使い勝手も悪いので出番が難しい位置づけにあります。
オーナー様、
貴重な情報ありがとうございます。
そうですか。レンズが少々曇っていてもそれだけの性能があるということですね。
タカハシの小口径フローライトはさすがに侮るなかれですね。
アポクロマートは、アクロマートに比べ色収差が補正されている分、より光が一点に集中するので、明るいのでしょう。でも口径差1、5cmをひっくり返すほどとは思いませんでした。
やはりそれを考えるとFOA60はすごいのかなあと思います。